どうやったら民駐で稼ぐことができるの?
こんな疑問に答えます。
本記事の内容
・「民駐」について
・1ヶ月間の収入金額の例
・貸し手(オーナー)のメリット・デメリット
・民駐の始め方
・民駐サービス会社「akippa」の登録方法・注意点
・サービス利用者の口コミ・感想
私自身も民駐を利用して収入を得ていますが、むずかしいことはなく、空いている土地さえあれば手軽に始められるため、非常におすすめしたい副業です。
目次
民駐って何?
あまり聞きなれない言葉なので、
なんていう方もいますよね。
民駐とは
仲介業者に登録・申請を行い、
自宅の駐車場や自分の所有する土地などを駐車スペースとして他人に貸し出す、または自分が他人に敷地などを借り、有料で車の駐車ができる「駐車場シェアリングサービス」である。
貸し出す日時は指定することが出来て、その時間帯に希望する利用者が現れると、その利用時間に応じた収入が貸し出した人に入るという仕組みになっています。
「とくダネ」でCarstay @CarstayJP のロゴを発見
高齢者の免許返納で使わなくなった駐車スペースを活用して「民駐」をするご家庭が増えているみたい。
プチ稼ぎにもなるし、車が駐車場にあることで防犯対策、利用者との触れ合いもあったりして、これからますます求められるサービスになると思う! pic.twitter.com/U3lKIwLZDy
— 菅原恵利 (@erincology) July 18, 2019
民駐の収入はどれくらいになるの?
皆さんが一番気になる部分だと思います。
収入に関しては、登録した業者の支払いに関するシステムや、貸し出す土地のある場所によって差があるため、
ここでは、「akippa(アキッパ)」という駐車場シェアリングサービスの利用者さんの例を紹介していきたいと思います。
・貸し出し人は東京都世田谷区にお住いの鎌田さん(62)
・普段は使わない自宅の車1台分の駐車スペースを「akippa」を通して貸し出している。
・民駐の主な利用者は、「買い物に行く家族連れ」や「近くが仕事現場の業者さん」など。
さて、気になる鎌田さんの1ヶ月の民駐による収入は・・・
1ヶ月 15.000円~20.000円
自分が使っていない土地の駐車スペースでこれだけの収入を得られるというのは、かなり大きいですよね・・・
民駐のメリット・デメリットは?
大体のものにはメリットやデメリットが存在します。
貸し手のメリット・デメリット、そして借り手のメリット・デメリットとは?
民駐の貸し手のメリット
・空いている駐車スペースや土地など活用し、収入が得られるようになる。
・民泊などに比べると、難しいことも無く、簡単に始められる。
・日中の外出時などに貸し出せば、隙間時間で収入を得ることが可能。
民駐の貸し手のデメリット
・利用者の運転技術次第では、駐車スペース付近の門や外壁などに傷を付けられてしまう可能性がある。
・利用者が利用時間が過ぎてしまった場合、貸し出している駐車スペースが空かない。
貸し手のデメリットにある物損事故に関して調べてみましたが、
万が一、自宅や建造物を傷つけられても、相手側の保険で対応が行われ、泣き寝入りしたというケースは今のところ発生していませんでした。
akippaでトラブルが発生した時の注意点と対策
上記のデメリットで説明したような物損事故やトラブルが起こらないとは言い切れませんよね。
ここでは過去に起きた主なトラブルを参考にしながら、注意点や対策を解説していきます。
車を傷つけられた・傷つけてしまった
駐車している間にあなたの車が傷つけられたり、逆にあなた自身が駐車場の設備を壊してしまうことも可能性としては十分に考えられますよね。
このようなトラブルが発生した場合には、すぐにakippa緊急ダイヤル(0120-218-216)と車の保険会社に連絡をするようにしましょう。
akippaの利用規約では次のように記載されています。
弊社および貸主は、駐車場内における車両、その付属装着物または積載物の盗難、紛失又は毀損については、一切責任を負いません。弊社および貸主は、駐車場の利用者が、駐車場の他の利用者もしくは第三者の行為または駐車場内に存在する車両またはその付属装着物もしくは積載物等に起因して被った損害その他、駐車場内で発生した原因に起因して被った損害について責任を負いません。
【参考】akippaサービス利用規約
引用元:akippa公式サイト サービス利用規約より
akippaと貸主は責任を負わないことになっています。
これについては、コインパーキングなどに駐車した場合と同じような免責事項になっていますね。
もし運転技術の関係で、せまいスペースなどに駐車をするのが不安だという方は、
駐車場を利用する前にサイトに掲載されている写真などをしっかりと確認するようにしましょう。
予約した駐車場に車が止められていた
滅多に遭遇するトラブルではないようですが、
せっかく予約して確保した駐車場が使えないとなると少なからず焦ってしまいますよね・・・
このような場合もakippaの緊急ダイヤル(0120-218-216)に連絡をしましょう。
近くにある別の空き場所を提案され、かかる費用はakippaの負担となります。
別の駐車場に移動する手間はかかりますが、緊急時にはサポートを受けることができます。
予約した駐車時間を過ぎてしまう
思わぬトラブルにより、車の駐車が可能な時間を超えてしまう場合も中にはあります。
車の引き取り時間に間に合わない場合は
akippaの緊急ダイヤル(0120-218-216)に必ず連絡をしましょう。
連絡をしなかった場合は無断延長とみなされてしまい、最悪の場合は自分の車がレッカーされてしまうなんてことにもなりかねません。
せっかく安い料金で良い駐車場を借りれても、レッカー代金が発生したら何の意味もありません。
何らかの理由で車の引き取り時間が遅れる場合は必ず連絡をするように気を付けましょう。
民駐の登録方法・手順は?
登録と聞くと「めんどくさそう・・・」なんて思う方もいると思いますが、
貸し手としてのオーナー登録の手順は、たった3つしか無いため、特にむずかしいことはありません。
それでは手順を簡単に説明していきます。
「akippa(アキッパ)」で貸し出しや予約を行うには、無料会員登録が必要となります。
メールアドレスとパスワードのみで簡単に登録が行えます。
FacebookやGoogleなどのSNS認証ログインも可能となっています。
駐車場の情報や写真の登録

まず登録画面にて下記の情報や写真を登録します。
・氏名や電話番号などのオーナー情報
・住所や駐車スペースの広さ
・駐車スペースの写真
写真に関してはスマホとデジカメのどちらで撮影しても構いません。
手軽ということでスマホで写真を撮影しているオーナーさんのほうが多いようです。
貸し出し希望日や時間帯の登録
オーナー情報や写真の登録が終われば、貸し出し希望日や時間帯を設定します。
これに関しては特に制限などは無く、自分が貸し出したい「日にち」・「時間帯」などを入力するだけです。
審査・掲載
上記の2つの手順が終わると、スタッフさんによる審査が行われます。
掲載スタッフによる審査と調整が終わり、情報がすべて整えば掲載が開始。
その後、あなたの登録した駐車スペースが利用されると収益が発生します。
予約状況や売り上げは管理画面から確認することが出来ます。
手順の3つ目はスタッフさんによる確認作業となるため、民駐の登録手順に関してオーナーがすることは
・オーナー情報、駐車場の情報や写真の登録
・貸し出し希望日や時間帯の登録
上記の2つになりますね。
難しい手続きなどを必要とせず、簡単に登録が行えるのが良いですね。
※クリックするとakippa(アキッパ)公式サイトに移動します
【オーナー向け】akippaで得られる収入は?
akippaへの支払いは、駐車場を利用するドライバーから得られる収入の50%となっています。
結論から言うと、akippaでガッツリ稼ぐというのは難しいです。
しかし、自宅の空きスペースをただ遊ばせているくらいなら、民駐として貸し出し、いくらかの収入を得るというのも良いかと思います。
場所次第では、パート代くらいの収入を稼ぐことも難しくはありません。
akippaの口コミ・評判
まずは駐車場オーナーの口コミを見てみましょう。
20代女性(駐車場オーナー)の感想・口コミ
父が病気で他界した後、敷地内に車1台分のスペースが空いたままになっていました。
遊ばせておくのももったいないと思い、民駐として貸し出したところ、
大型の観光施設やスポーツ観戦施設などが近くに存在するということもあってか、貸し出した2ヶ月目から約10.000円ほどの収入を得られるようになりました。
貸し出す駐車スペースは手を加える必要がないので維持費などもかからず、とても良い収入源ができて嬉しいです。
60代男性(駐車場オーナー)の感想・口コミ
子ども2人が結婚して実家を離れたこともあり、自宅に車2台分の駐車スペースが空いていました。
主に、地方から歌手のコンサートなどを観に来る人などの利用がほとんどですが、
3時間以上は利用してくれるので、安定した収入源になっています。
40代女性(駐車場オーナー)の感想・口コミ
親が高齢になり、免許の自主返納をしたため、敷地内に車1台分の空きスペースができていました。
もったいないので貸し出す形にして、運転をしなくなった親の趣味の費用にあてています。
最近の年金問題に不安を抱える身としては、非常にありがたいサービスだと感じております。
次に、akippaを利用しているドライバーの口コミを見ていきましょう。
20代男性(ドライバー)の感想・口コミ
アイドルのコンサートなどを観に行く機会が多いのですが、会場の駐車場を押さえるのが困難なため、以前は電車などの交通機関を利用していました。
しかし、民駐というサービスを知ったので現在はコンサート会場近くの駐車場を借りて車を止めています。
車だと、バスや電車と違い、周りの乗車客のスペースを考えてグッズを買う必要も無くなるのでかなり助かっています。
40代女性(ドライバー)の感想・口コミ
小さい子どもを連れて花火大会に行くときなどに利用しています。
以前は、花火大会の会場の駐車場が満車で、近くに車を止められず、いつも遠い場所に車を駐車して花火を眺めていました。
しかし、akippaでは事前に駐車場の予約が可能なため、焦ることなく余裕をもって車を駐車して花火を見られるようになりました。
非常に助かっています。
30代女性(ドライバー)の感想・口コミ
それほど運転が得意なわけではないので、狭い駐車場を予約してしまった場合は若干不安になります・・・
貸主と利用者との接触は基本的にNGという決まりの部分では、人見知りの私にとってはとても助かっています。
事前に予約ができるという点は、個人的にかなりありがたいかも。
まとめ
年金不足問題や増税、物価の上昇など、日本では年々、生活に不安を感じるような経済的な問題が増えつつあります。
「手軽に得られる不労所得」としてメディアからも注目され始めている民駐。
競争率がまだ激化していない今のうちに参入し、駐車場オーナーとして月々の収入を得るとうのも良いかもしれませんね。