【レビュー】アナザーエデン ビギンズ 2週目から更に面白くなる王道のJRPG

どうも、エナ(@kii_ena)です。
本記事では、2026年9月17日に発売された「アナザーエデン ビギンズ」のプレイした感想を紹介しています。
本記事に掲載しているプレイ画像は、ニンテンドースイッチ2の「アナザーエデン ビギンズ」のものを使用しています。
・ターン制のRPGが好き
・90年代のスクエニ系のRPGにハマったことがある
・クロノトリガーのような世界観のゲームが好き
・タイムトラベル系のゲームが好き
・レベルを上げてアビリティポイントを稼ぎ、新しいスキルや必殺技を覚えていく育成システムのゲームで遊びたい
「アナザーエデン ビギンズ」の良かった点&おすすめポイント

「チェインスキル」と「アナザーフォース」で爽快なターン制バトルが楽しめる
スマホ版のアナザーエデンに手を付けずに本作を遊んでみたのですが、戦闘システムは、ザックリ言うと王道のターン制RPGというイメージ。
ただのターン制バトルなら、ほかにも面白いゲームはたくさんあると思いますが、アナザーエデンビギンズの戦闘の魅力は、王道のターン制バトルだけではありません。
条件を満たすと追撃を行う「チェインスキル」、敵にスキルを連続で使用して大ダメージを与えることができる「アナザーフォース」、
この2つの要素が単調になりがちなターン制バトルの面白さを底上げし、戦闘中の駆け引きや戦略をより魅力的なものへと変えていました。

「チェインスキル」は、各キャラクターごとに設定されている「弱点を攻撃した時」や「無属性で攻撃した時」、「会心が出た時」といった条件を満たしてチェインポイントを溜め、
チェインポイントを一定まで溜めることでキャラクターが自動的に追撃を行うことができます。

チェインスキルを発動するためのチェインポイントは、本人だけでなく、仲間キャラクターの行動でも蓄積条件を満たすことができるというのがこのシステムの面白いところ。
たとえば、トドメをさせずに残ってしまった敵がいても、仲間がチェインポイントの蓄積条件を満たし、チェインスキルを発動させることで倒すことができたり、
複数の敵のうち、自キャラの攻撃に耐性を持つ敵は、チェインスキルで仲間に倒してもらうといったこともできます。
そして、チェインスキルとは別にバトルで爽快感を味わえるもう1つの攻撃システム「アナザーフォース」は、ゲージを一定まで溜めると使用可能。
発動すると、ゲージが無くなるまでの一定時間、スキルが使い放題になります。
アナザーエデン未経験なので、ビギンズの全てが新鮮。
ゲージ溜めて放つアナザーフォース、仲間全員で敵に一方的に攻撃した後に大技を叩き込む感じは、爽快感があって良い。
これはゲオのセールで買った冒険家エリオットに手がつけれそうにない…
(´Д`) https://t.co/ddypb36imw— エナ@ゲーム好きブロガー (@kii_ena) September 21, 2026
アナザーフォースのゲージは、チェイン数が多いと蓄積量がアップするため、
というように、バトル中に楽しく戦略を考えることができます。
戦闘のタイプを使い分けられる育成システム
本作は、レベルを上げることによって入手できるアビリティポイントを使用することで、新たなスキルを覚えていく育成システムとなっているのですが、
各キャラクターのスキルツリーは、2つのタイプが存在し、プレイヤーの好きなように育成することが可能となっています。

振り分けたアビリティポイントのスキルによって、攻撃型やサポート型、攻守の両方をこなすバランス型など、戦闘時のキャラのタイプを戦況に合わせることが可能。
また、アビリティは、専用のアイテムを使うことで振り分けのやり直しをすることができるため、
パーティメンバーのタイプがうまく合わず、敵に苦戦する場合はアビリティポイントをリセットし、パーティーのバランスを調整することもできます。
1週目と2週目で楽しみ方が変わる「タイムトラベル」
ストーリーを進めていくと、主人公たちは目的のために現代だけでなく、古代や未来といった異なる時代を冒険することになります。
タイムトラベルが題材となっているゲームでは、登場する時代が多いものもあり、
場合によっては、ストーリーが複雑になり、
なんて感じてしまうことも、昨今のゲームでは珍しくありません。

しかし、アナザーエデンビギンズは、タイムトラベルがストーリーの軸になってはいるものの、
冒険の舞台となる時代が「現代」と「未来」、そして「古代」、大きく3つにしか区切られておらず、ストーリーがそこまで複雑化していないため、
戦闘だけでなく、作品のストーリー自体もユーザーが楽しみやすくなっているといえるでしょう。

ただ、タイムトラベル系の作品のストーリーに若干の「複雑さ」や「深み」といった要素を求めるユーザーも一定数おり、
なんて感想を抱く場合もあると思います。
しかし、そんなユーザーもどうかご安心を。
アナザーエデンビギンズは1週目をクリアすると、仲間のレベルや一部のアイテム、アビリティを引き継いだまま遊べる「ニューゲーム+」という要素があり、
行動や選択肢によって、ストーリーや結末が変化するマルチエンディングが楽しめるようになっています。
また、2週目には、新たな登場人物が出現し、ストーリーが1週目と異なる部分もあるため、
ストーリーに「複雑さ」や「深さ」といった要素を求めるユーザーにも、十分に満足してもらえることでしょう。
「クロノトリガー」の要素を感じられる
アナザーエデンのテーマがタイムトラベルとなっているだけでなく、
そもそも、アナザーエデンの脚本を手掛けた加藤正人氏と、音楽を担当した作曲家の光田康典氏もクロノトリガーの制作に関わっているため、
ユーザーが本作にクロノトリガーの要素を感じてしまうのは、当たり前に近いのですが、
ゲームに登場するキャラや場所などを見ても、
と思うところがあります。
登場するキャラでいうと、カエルの姿をしている剣士の「サイラス」。
クロノトリガーをプレイした人はきっと、「え・・・?」となっていることでしょう(笑)

剣士ではあるものの、サムライであり、語尾に「ござる」をつけているため、色々とグレーゾーンだけど、ギリギリセーフなのかな・・・
次は、冒険の途中に登場する「次元の狭間」。
薄暗い世界と所々にある街燈、そして水が入ったバケツ・・・

そして、様々な時代へと通じるタイムゲートが集まった広場・・・

上記の画像を見たクロノトリガー経験者は、きっとニヤニヤしているに違いないでしょう・・・
「アナザーエデン ビギンズ」の気になったところ

フィールドが少し見づらい場所がある
スマホのゲームから作られた作品であるため、視点に関する部分を改善することは難しかったと思いますが、
場所によっては、フィールドの奥にいる操作キャラや敵が認識しづらく、意図せずに敵との戦闘に突入することがありました。

本作は、シンボルエンカウント制であるため、敵との意図しないエンカウントを防ぐためにもフィールドの視認性に関しては、もう少し改善してほしかったところ。
「アナザーエデン ビギンズ」の評価・感想まとめ

スマホのゲームであるアナザーエデンに少し要素を追加した移植作である本作は、制作陣にとって「大きな挑戦」となった作品だと思います。
実際にプレイしてみると、王道のターン制RPGの良い部分は残しつつ、戦闘が単調にならないよう、新しいシステムや要素を駆使し、
ユーザーを飽きさせない工夫を戦闘にうまく散りばめた作品であると感じました。
ネット上では、「クロノトリガーの遺伝子を受け継いだ作品」というイメージが先行していましたが、
本作をクリアした筆者としては、クロノトリガーのイメージが添えられていなくても十分にユーザーを満足させることができる面白いRPGであったと思います。
2026年に発売されたRPGの中でもかなり楽しめる作品ですので、興味のある方は、ぜひとも本作を遊んでみてください!






