そんな疑問に答えます。
本記事で分かること
・ダーマ神殿解禁後、冒険を楽にするためにやっておいたほうがいいこと
・キャラ別の職業のおすすめ転職ルート
・熟練度上げのおすすめスポット
DS版のドラクエ6はSFC版よりも難易度が若干低くなったとはいえ、バランスを考えずに職業を決めて「物理特化型パーティー」などを組んでしまうと、「途中の強敵が倒せない・・・」ということも十分にあります。
この記事では、「ストーリーを進めていくうえでおすすめの転職ルート」を分かりやすく解説していきます。
目次
ダーマ神殿復活後にやっておいたほうがいいこと
出典:「DS用ソフト ドラゴンクエスト6」
ダーマ解禁後は、職業システムが利用可能になるので、「さっそくパーティメンバーを職業に就かせて強くしよう!」というふうになると思います。
しかし、ストーリーの進行具合とその時の職業、熟練度上げのバランスが噛み合わないと「火力不足」に陥ってしまい、「ボスに勝てない・・・」ということにもなりかねません。
そんな事態を避けるために、まずは「ダーマ神殿解禁後にやっておいたほうがいいこと」を知っておきましょう。
全員を「魔法使い」にして1回戦闘をする
魔法使いは1回戦闘を行うと、攻撃呪文の「メラミ」を習得することができます。
上記でも説明した通り、ストーリーの進行具合と熟練度上げのバランスが噛み合わないと、
強敵戦で「攻撃向きな職業に就いてるキャラがいなくてダメージが少ししか与えられない・・・」ということも普通にあります。
そんな場面でも、あらかじめ「メラミ」を覚えておけば、中盤くらいまでならパーティメンバーの火力不足に困ることもほとんどありません。
メラミの習得には、時間もほとんどかからないので、ダーマ神殿解禁後にパーティメンバーを「魔法使い」にして戦闘を1回行い、「メラミ」を覚えさせておくと良いでしょう。
ダーマ神殿解禁時のパーティメンバーのレベルは、おそらく18~22くらいなので、その段階でのメラミのダメージは強力です。
楽に戦闘を進めたい場合
「ドラクエのプレイ経験が少なく、メラミのMP管理が不安・・・」という人や、「強力な特技を使ってサクサク進みたい」と言う人も中にはいると思います。
そんな時はメインで戦闘に参加するキャラ1~2名を武闘家に転職をさせ、「☆3」まで武闘家の熟練度を上げて、特技「かまいたち」を覚えさせると良いでしょう。
「かまいたち」はバギ系の攻撃技で、メラミとほぼ同等のダメージを与えることが可能です。
かまいたちは単体攻撃ですが、「現在のレベルの3倍+10(与ダメージの幅は±15%)」のダメージを敵に与えられるだけでなく、MPを消費せずに高ダメージを与えることができるので、メラミのようにMPを気にして戦う必要が無くなります。
かまいたちはレベル次第では3桁の高ダメージを出すことが可能なので、非常に頼もしい特技ではありますが、それゆえ、敵を倒すのが簡単になり過ぎてしまうことも。
戦闘で適度な手ごたえを感じたいプレイヤーは、魔法使いの「メラミ」だけを覚えさせるようにしましょう。
主人公のおすすめ職業ルート
主人公はステータスのバランスが良いため、「戦士タイプ」、「魔法使いタイプ」など、どちらのタイプに育てても活躍することができます。
また、主人公は「勇者」に転職するための条件が他のキャラに比べて優しいので、最終決戦までに勇者を最短でマスターすることも可能。
しかし、最短で勇者になる転職ルートは「踊り子」、「遊び人」、「スーパースター」など、補助技が多い職業を経由することになるため、他のパーティメンバーの職業次第では火力不足に陥るおそれもあります。
下の世界のムドー撃破後にはジャミラス、グラコス、デュランなどの強敵も登場するので、主人公が補助技メインの職業に就いている場合には、他のメンバーで火力を補う形にするのが理想的です。
特に勇者にこだわらないという人は、バトルマスターやパラディンルートに進めてしまっても全く問題はありません。
ただし、パラディンになるには「僧侶」を経由しなければならないので、パラディンを目指して主人公を僧侶にする場合は、パーティの火力不足を主人公以外のメンバーで補いましょう。
主人公のおすすめ職業ルート
踊り子
遊び人
スーパースター
勇者
最短の戦闘回数で勇者になるための職業を重視したルート選択ということもあって、職業が頼りないと思われるかもしれませんが、
踊り子は、敵1グループを混乱させる「メダパニダンス」、
敵全体を一定の確率で即死させる「しのおどり」、
相手の攻撃のダメージを自分以外に受け流す「うけながし」、
敵の「メダパニダンス」、「しのおどり」などの厄介な特技を封じる「おどりふうじ」など、
サポートだけでなく、敵の行動を制限することも可能なので、戦闘ではけっこう役に立ちます。
遊び人は「かっこよさ」以外のステータスが低下し、戦闘中に一定の確率で遊び始めて行動不能になることもあるので、一見、使い勝手が悪い感じもしますが、
敵のHPを1にしたうえ、1ターン行動不能にする「ひゃくれつなめ」、
熟練度上げやレベル上げの際、敵を呼び寄せる「くちぶえ」、
フィールドで発動するとHPとMPが1ずつ回復する「ねる」などの特技を覚えるので
なかなか侮れません。
※特技「ねる」は、寝た状態で敵とエンカウントしてしまうと
眠った状態のままで戦闘が始まってしまいます。
1度戦闘を行う(逃走でも眠り状態を解除可能)と目を覚まします。
「ねる」を使用したまま戦闘を行うと全滅のリスクも高まるので、「ねる」の使用後は馬車の仲間と入れ替えておくと安全に戦うことができるでしょう。
スーパースターになると・・・
「踊り子」と「遊び人」をマスターすると転職が可能になる「スーパースター」。
一定確率で敵を見とれさせて行動不能にする特性もなかなか便利ですが、それ以外にも
敵の攻撃を受け付けなくなる「アストロン」、
敵全体を攻撃できる「いなずま」や「ムーンサルト」、
味方を生き返らせることができる「メガザルダンス」や「せいれいのうた」など、
多くの強力な特技を覚えることが出来ます。
また、スーパースターは上級職の中でマスターまでの戦闘回数が1番少ない職業なので、勇者になるまでにかかる時間が最短であるというのも強みと言えるでしょう。
踊り子や遊び人の時期は、戦闘で苦戦を強いられることもありますが、それを超えてスーパースターになると、活躍がかなり期待できます。
上級職マスター後は勇者に転職。
スーパースターをマスターする頃にはおそらく、ストーリーの平均的な進行具合は終盤近くまできていると思うので、
スーパースターをマスターした後は、すぐに勇者に転職してしまっても問題ありません。
勇者になると雑魚的で苦戦することはなくなり、あとはレベル上げをするだけでラスボスには勝てるようになるでしょう。
ラスボス到達前に勇者をマスターし、「勇者のままだと戦闘回数がもったいない・・・」と思う人は、他の職業に転職するというのもアリです。
クリア後に行けるようになるダンジョンは、パーティメンバーのレベルにもよりますが、下級職でいくと苦戦を強いられることもあるので、隠しダンジョンに挑む際には、上級職に切り替えておくといいでしょう。
ハッサンのおすすめ職業ルート
ハッサンは「HP」や「ちから」が高いキャラクターなので、
基本的には、物理系のアタッカータイプに育てていくのがおすすめです。
ハッサンのおすすめ職業ルート
僧侶
武闘家
パラディン
戦士
バトルマスター
上記のルートを見て、「僧侶だとハッサンの攻撃力を活かせないんじゃない?」と
思う人も中にはいると思います。
しかしハッサンは、ダーマ解禁前に「正拳突き」を覚えているため、僧侶で正拳突きを使えば、アタッカーとしても十分に機能することが可能。
もし、「正拳突きをイチイチ選ぶのがめんどくさい・・・」という場合には、「ほのおのツメ」をハッサンに装備させておけば、追加効果のダメージで火力不足を補うことができるので覚えておくと良いでしょう。
パラディンになっておけば、ラスボス戦でも十分に活躍が可能なので、無理にバトルマスターになる必要はありません。
熟練度上げをせずに普通にストーリーを進めた場合、戦闘回数的にラスボス戦までにバトルマスターの習得にはたどり着けないので、「バトルマスターをマスターしたい!」という人は、上の世界の「魔術師の塔」などで熟練度稼ぎを行うようにするといいでしょう。
ミレーユのおすすめ職業ルート
ミレーユは「かしこさ」と「MP」が高いだけでなく、「すばやさ」もかなりのもの。
魔法使いタイプやサポートタイプに育て、素早さを活かし、パーティメンバーの補助や、魔法での先制攻撃をするのがおすすめです。
ミレーユのおすすめ職業ルート
魔法使い
僧侶
賢者
戦士
魔法戦士
ミレーユは魔法タイプのアタッカーや補助として大活躍できますが、HPが元々低いため、職業が「魔法使い」の時には残りHPに気をつけなければなりません。
強敵と戦う際、「HPが低くてすぐに戦闘不能にされてしまう・・・」という場合には、一時的に職業を魔法使いから僧侶に変えるのがいいでしょう。
ミレーユのHPの低さは「いのちのきのみ」でもカバーできますが、ストーリー上でそれほど数を確保できるアイテムではないので、転職によるHPのフォローが無難といったところ。
魔法戦士はクリア後のダンジョンの攻略を想定したものなので、ラスボスまでにマスターする必要はありません。
しかし、魔法戦士はバイキルトとメラゾーマを覚えるので、転職しておくと戦闘がかなり楽になります。
バーバラのおすすめ職業ルート
バーバラは「かしこさ」と「MP」は非常に高いのですが、「ちから」「みのまもり」「HP」は低いので、魔法系のアタッカーか、補助タイプにするのがいいでしょう。
バーバラのおすすめ職業ルート
僧侶
魔法使い
賢者
戦士
魔法戦士
バーバラは「HP」と「みのまもり」が低いため、序盤~中盤は戦闘不能になることも多く、そのイメージのせいでDQ6では「弱いキャラ」というレッテルを貼られていますが、特技と装備を整えれば強力なキャラへと成長します。
ある程度までレベルが上がり、HPが高くなるまではMPの高さを活かし、馬車で回復要員にしておくといいでしょう。
「かしこさ」と「MP」が高いので、賢者になると戦闘でも大活躍してくれます。
ミレーユ同様、魔法戦士はクリア後のダンジョン攻略を想定したものなので、ストーリーをクリアするだけなら、賢者までの育成で問題はありません。
チャモロのおすすめ職業ルート
チャモロは自力で「ベホマ」と「ザオラル」を覚えるので僧侶以外の職業ルートに進ませるのがおすすめ。
この記事ではミレーユとバーバラを賢者ルートにするため、チャモロは賢者にはせず、ストーリークリア前に魔法戦士にするルートで育成すると良いでしょう。
魔法戦士にしてバイキルトによるサポートと攻撃の両方をこなせるバランスタイプにしておくと、パーティのバランスも良くなり、全滅の可能性も低くなります。
チャモロのおすすめ職業ルート
戦士
魔法使い
魔法戦士
ラスボスまでに魔法戦士でメラゾーマを覚えておくと、高い火力でラスボスをガンガン攻めることも可能になります。
他のキャラを賢者やバトルマスター、パラディンにした場合はレンジャーなどに転職させ、持ち前のMPの高さを活かし、馬車の中からの回復やダメージ床などに対するサポートをするというのもアリです。
ミレーユを賢者ルートから外し、代わりにチャモロを賢者にするというのも良いでしょう。
アモスのおすすめ職業ルート
アモスはステータスがハッサンに近いので、高い「HP」、「ちから」、「みのまもり」を活かして物理アタッカーにするのがいいでしょう。
アモスは、主人公やハッサンが弱体化する職業の時のフォローをこなすことが出来るかなり頼もしいキャラです。
アモスのおすすめ職業ルート
武闘家
戦士
バトルマスター
上記のルートで育成しておくと、主人公の「あそびにん」の時期や、ハッサンの「僧侶」の時期の弱体化のフォローをすることができます。
バトルマスターまでマスターした後は、アタッカータイプのステータスを活かすためにパラディンにするというのもいいでしょう。
アモスのMPはハッサン同様、それほど高くはならないので、賢者などには不向きです。
もし物理系のアタッカー以外に転職をさせるなら、攻撃とサポートのバランスが良い魔法戦士にするのが無難でしょう。
テリーのおすすめ職業ルート
DS版のドラクエ6では、加入時のレベルが28と底上げされ、戦士だけでなく、武闘家もマスターした状態で仲間になります。
テリーのおすすめ職業ルート
バトルマスター
僧侶
パラディン
戦士タイプ向きのステータスではあるが、能力はそれほど高くなく、加入時期が遅いので、職業的にも他のキャラより遅れを取ってしまうといった感じ。
そのため、戦闘への参加優先度は低めになりがち。
「ちから」の数値はそれほど高くないので、パラディンにして「ちから」の数値に依存せずに安定したダメージを全体に与えられる「しんくうは」を覚えさせると使い勝手がよくなります。
バトルマスターで「がんせきおとし」を覚えれば、「しんくうは」と使い分けて雑魚敵を一掃できるようになるので、熟練度上げのための戦闘時間の短縮にかなり役立ってくれるでしょう。
どうしてもテリーを前線で戦わせたい場合は、ステータスアップ系の「種」を使用して強化を行うようにするといいでしょう。
DS版とスマホ版のテリーのステータスの違い
テリーはSFC版からDS版に移植された際にもステータスを強化されていますが、DS版からスマホ版に移植された際にも、また新たにステータスが大幅に変更されています。
スマホ版のドラクエ6のテリーは、加入時のレベルは33になっており、「戦士」・「武闘家」・「僧侶」・「魔法使い」の4つの職業をマスターしています。
それによりスマホ版のドラクエ6では、加入時から4つの上級職に転職が可能に。
また、ステータスでは「ちから」が5ポイント多く、「すばやさ」が約1.5倍になっているので、スマホ版のテリーは、SFC版やDS版と比較すると強くなっています。
各ハードでテリーの能力は異なるので、その点は注意しましょう。
ドランゴのおすすめ職業ルート
ドランゴは、SFC版でもなかなかの強さを誇っていたが、DS版では耐性面が強化され、さらにパワーアップ。
加入タイミングは遅いものの、ステータスが高く、最初から「ドラゴン」の職業になっているため、戦闘面ではかなりの強さを誇ります。
ドランゴのおすすめ職業ルート
ドラゴン
武闘家
ドランゴは「ちから」が非常に高いので、ドラゴンをマスターした後は、武闘家に転職し、「せいけんづき」や「ばくれつけん」を覚えさせるのがおすすめ。バイキルトがかかると更に凶悪な性能のキャラになります。
ドランゴには「かがやくいき」「しゃくねつ」「ばくれつけん」「せいけんづき」を覚えさせておけば、ストーリーでつまるということは、まずありません。
回復などは他のキャラに任せ、ドランゴは攻撃に専念させるのがいいでしょう。
仲間になるモンスターのおすすめ職業ルート
ドラクエ6では、旅の途中でモンスターをパーティーメンバーに加えることができ、職業に就かせることが可能となっています。
そんな仲間のモンスターの転職ルートですが、それほど頭を使う必要はありません。
人間のキャラよりステータスがずば抜けて高いわけでもないので、パーティメンバーの穴を埋める補助的なキャラに育成しておけばOKです。
MPが多いモンスターは「賢者ルート」、MPが少ないモンスターは「バトルマスター」などのアタッカータイプにしておくのがおすすめ。
MPが多いモンスターのおすすめ職業ルート
僧侶
魔法使い
賢者
MPが少ないモンスターのおすすめ職業ルート
武闘家
戦士
バトルマスター
仲間になるモンスターの転職ルートは、基本的には上記の2パターンがおすすめです。
もし、主力メンバーを「商人」「盗賊」「魔物マスター」「レンジャー」にするつもりが無い場合は、仲間モンスターを主力メンバーが通ることの無い職業ルートに進めてしまうのも良いでしょう。
そうしておくと主力のパーティメンバーは、ステータスが弱体化する職業に転職しなくて済むようにもなります。
ドラクエ6の熟練度上げにおすすめの場所
楽にサクサク熟練度を上げることが出来る場所は、ストーリーの中盤で訪れる「魔術師の塔(上の世界)」というダンジョンです。
魔術師の塔の場所
※場所は白い羽ペンが示すポイント
出典:「DS用ソフト ドラゴンクエスト6」
出典:「DS用ソフト ドラゴンクエスト6」
「魔術師の塔」は熟練度上げのレベル制限が無いので、キャラのレベルが99になっていたとしても、この場所で戦闘をすれば熟練度は上がります。
出現するモンスターがそれほど強くなく、全滅の危険性も低いため、安全に戦うことが可能。
上級職で「しんくうは」「がんせきおとし」「ムーンサルト」「いなずま」あたりを覚えれば、呪文を使わないのでMPの消費も無く、1~2ターンという速さで戦闘を終わらせることができるので時間効率が非常に良いです。
「魔術師の塔」は上の世界にあるため、職業をマスターした後、転職の為にルーラでダーマ神殿にすぐ行けるので移動にも時間がかかりません。
上記の点から「魔術師の塔」は、「戦闘にかかる時間」「移動時間」、2つの面で非常に効率良く熟練度を稼げる場所と言えるでしょう。
熟練度稼ぎに関しては、この場所だけ覚えておけば困ることはありません。