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ドット絵の魅力あふれるノスタルジックなアクションRPG「フェアルーン」レビュー

ドット絵の魅力あふれるノスタルジックなアクションRPG「フェアルーン」レビュー
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本記事では、昔なつかしいドット絵の魅力を存分に感じられるアクションRPG「フェアルーン」の実際にプレイした感想を紹介していきます。

エナ
エナ
フェアルーンは、「時間を忘れて楽しんでしまう探索要素や、懐かしくも新しいドット絵のレトロ感が多くのプレイヤーを惹きつける」そんな魅力に溢れた作品となっています。
こんな人にオススメ

アクションRPGが好き

気楽にサクッと遊べるゲームが好き

レトロな雰囲気のゲームが好き

謎解きや探索を楽しむのが好き

直感的な操作が求められるゲームが好き

 

エナ
エナ
「フェアルーンコレクション」では、フェアルーンだけでなく、フェアルーンシリーズを一気に楽しむことができるため、フェアルーンをプレイしたい方は、フェアルーン単品ではなく「フェアルーンコレクション」の購入をおすすめします。

本記事で紹介している「フェアルーン」は、ニンテンドースイッチ版の「フェアルーンコレクション」を使用し、紹介しています。

 

「フェアルーン」の良かった点&おすすめポイント

【フェアルーン】タイトル画面

 

心地よい懐かしさを感じられるドット絵のレトロRPG

現行機種で発売、プレイできるRPGの大半は、迫力のあるCGやアニメなどが多く使われている作品が大半ですが、

今回紹介する「フェアルーン」は、ドット絵がメインの見下ろし方のRPGとなっており、ドット絵のグラフィックは、どこか心地よい懐かしさを感じさせてくれます。

 

マスに沿って上下左右に移動を行うタイプのゲームで、敵キャラも移動は操作キャラクターと同様になっています。

【フェアルーン】フィールド その1

 

ファミコンで遊んだ世代は、子供の頃の記憶を思い出しながらゲームを楽しむことができ、ドット絵のゲームに慣れ親しんだことのない世代は、最近のゲームからは経験することのできない新たな楽しさを感じられます。

【フェアルーン】フィールド その2

 

操作はシンプルだが、奥深い探索が楽しめる

キャラクターの操作は、「上下左右の移動」「アイテムの使用」の2つのみという非常にシンプルなものになっています。

【フェアルーン】戦闘画面 その1

 

レベルはあるものの、自分より強い敵にはダメージを与えることができなかったり、弱い敵だと経験値がもらえないなシステムになっているため、

強力なスキルでゲームバランスが崩壊するといった心配もありません。

エナ
エナ
現在のレベルで倒すことができて、経験値がもらえるモンスターは「はじまりのしょ」という道具を使用することで表示されます。
【フェアルーン】メニュー画面 その1

 

複雑な操作は無いものの、「少しあやしいギミックを見つけたら動かす」「所持しているアイテムを使用する」など、頭を使う要素がフィールド上にバランスよく配置されており、

直感的な操作とフィールドの探索、両方の要素を楽しむことができるため、シンプルなゲーム性でありながらも、中毒性のある楽しさを感じることができます。

【フェアルーン】フィールド その3 【フェアルーン】フィールド その4

 

死んでもペナルティが無いため、気軽に楽しめる

一般的RPGは、操作キャラクターが死ぬと、所持金が減ったり、持ち物が無くなるといったデスペナルティが存在しますが、

フェアルーンでは、操作キャラクターが死んでも「スタート地点付近に戻される」というだけなので、けっこう気楽にゲームを楽しめます。

エナ
エナ
キャラクターが死ぬと、下記のような遺跡に強制移動となり、道なりに進むだけで地上に出ることができるため、リスクはありません。

 

【フェアルーン】ゲームオーバー

 

操作キャラクターが死んでしまうと「ノーミスクリア」という実績が達成できなくなるため、その点は要注意。

 

癒されるノスタルジックなBGM

最近は、豪華なオーケストラ音源などを使用しているゲームが数多く存在していますが、フェアルーンはドット絵に非常にマッチしたBGMが使用されています。

ノスタルジックなBGMは、ゲームのプレイ中にプレイヤーを癒す要素となっており、BGMの「ピコピコ音」は、多くのプレイヤーを魅了する要素の1つといえるでしょう。

「フェアルーン」の気になったところ

【フェアルーン】プロローグ

 

戦闘の戦略性は、ほぼゼロ

フェアルーンは、操作キャラクターと同等の強さ、もしくは自分より弱い敵しか倒すことができず、自分より強い敵は倒せない戦闘システムになっています。

そのため、「自分より強い敵でも工夫をすれば倒せる」ということができません。

エナ
エナ
このシステムに関しては、「武器やアイテム、何らかのギミックを利用すれば自分より強い敵でもなんとか倒せる」というふうにしても良かったのではないかと感じました。
【フェアルーン】フィールド その5

 

ゲーム全体のボリュームは、やや少ない

クリアするまでにかかる時間は、約3~4時間となっているため、筆者もクリアしたときに、「やや物足りない」という感覚はありましたが、

それは逆に、「フェアルーンをもっと遊びたかった」という私の思いでもありました。

【フェアルーン】フィールド その6

 

大作RPGと比較すると、全体的なボリュームが少ないという部分は間違いないので、フェアルーンの続編シリーズでは、個人的にもう少しゲームのボリュームを増やしてほしいところ。

「フェアルーン」の評価・感想まとめ

【フェアルーン】フィールド その7

 

「フェアルーン」は、丁寧に作り込まれたドット絵と、どこか懐かしく感じるBGM、2つの要素がバランスよく組み合わさっており、「時間を忘れ、古き良き時代のゲームの楽しさを体験させてくれる作品」といえるでしょう。

短時間でクリアできるボリュームではあるものの、サクッと遊ぶことができるため、

普段の生活の中で「時間に追われ、なかなかゲームができない」という方でも、気楽に楽しい時間を体験できる「フェアルーン」をぜひ一度、プレイしてみてほしいと思います。