ゲーム

大人になるとゲームがつまらないと感じる5つの理由

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子供の頃は、学校が終わるとすぐに家に帰ってじっくりゲームをしたり、

友達と「○○の家にみんなで集まってポケモンしよう!」「4人集まるならマリオカートもしよう!」などというやり取りをして、放課後や休日がゲームによって充実していた時代もありましたよね・・・

大人になってもゲームを楽しむ気持ちは無くならないものだと、子供の頃は思っていました。

 

しかし、実際に自分で働いてお金を稼ぐようになり、余暇にゲームを楽しんでいると「なんか、昔ほどゲームを楽しく感じないな・・・」という思いがたまに頭をよぎることも。

 

なぜ大人になるとゲームをするのがつまらなく感じることがあるのか?

今回は、大人になってから「ゲームがつまらない」という思いを抱く理由や原因について解説していきます。

友達と一緒にゲームをする機会が少なくなった

「昔のように一緒にゲームをプレイする友達がいない」というのも原因の1つです。

 

子供の頃には、ゲームの楽しさや話題を共有できる友達がいましたが、

大人になるにつれ、仲の良かった友達が進学や就職などで遠くの地方に行ってしまい、

幼少期のようにゲームで友達とコミュニケーションをとる機会が少なくなってきます。

「面白い」と感じる気持ちや話題を自分以外の人間と共有することも、やはりゲームを楽しいと感じるための重要な要素だと思います。

 

ネットを通じて知らない人と対戦したり、ゲームの世界で様々なやりとりをすることにハマる人が多いのは、やはり「共有できる」という嬉しさや楽しさをゲームに求めている人が多いからでしょう。

大人になり、ゲームを趣味としている友達が周りに少なくなると、競い合う相手もいなくなるので、ゲームをプレイする理由も徐々に失われ、

結果として、ゲームに対するモチベーションを保つのも難しくなるのではないでしょうか。

ゲーム以外に「楽しい」と感じるものが増えた

「ゲームよりも楽しいと感じる娯楽が昔よりも増えた」ということも原因の1つと言えるでしょう。

 

子供の頃は趣味に投資できるほどの経済力が無く、移動手段もかなり限られているため、行動範囲もそれほど広くはありません。

楽しさを感じるものが環境によってある程度限定されていたため、子供の頃のほうがゲームの楽しさをより強く感じていられたのでしょう。

 

しかし、大人になると、経済力なども労働によって大幅に上昇し、

車やバイク、電車など、移動手段が増えることによって行動範囲も大幅に広くなります。

そうなるとゲーム以外の娯楽に対して向き合うことも多くなり、

「自分の車やバイクでドライブに行く」

「友人たちと集まって休日にキャンプや登山などのアクティビティをする」

「恋人とデートをしたり、旅行を楽しむ」

などといったことにも楽しさを感じるようになります。

 

その結果、ゲームよりも楽しいことが増えてしまい、ゲームがつまらなく感じてしまうのだと思います。

「楽しいと感じるものの順位」の中で、ゲームがいつまでもトップに君臨するとは限りませんからね・・・

攻略サイトの閲覧によるネタバレ

ファミリーコンピューターやスーパーファミコンが活躍していた時代などには、「攻略本やゲーム雑誌をみる」という方法でしか、プレイしているゲームの攻略情報を知ることが出来ませんでした。

昭和生まれや平成生まれの人は、子供の頃にゲームに行きづまったり、アイテムの入手方法を知りたいとき、

「攻略本を買う、本屋などで立ち読みする」「ゲームをクリアしている友達に聞く」といった行動をとっていたと思います。

 

しかし、現在ではパソコンやタブレット、スマートフォンなどが普及したことにより、誰でも簡単に攻略法を知ることが可能に。

それにより、「イベントやアイテムや武器の入手場所」などの情報を、行きづまったわけでもないのに調べ、事前に把握してから進もうとするプレイヤーも増えました。

ゲームの攻略情報を事前に調べてしまうと、ゲームに対しての既視感が生まれ、それと同時にストーリーのネタバレが発生する恐れもあります。

ゲームに限らず、マンガや映画でもネタバレしてしまうと面白さが無くなることもありますよね・・・

 

「アイテムの取り忘れをして、後でダンジョンにいって回収するのもめんどくさい」

「救済がない時限イベントなどを見逃して、貴重な装備品などを取り逃したくない」

「強い装備品をさっさと手に入れたい」

などといった思いにより、

試行錯誤せずに攻略サイトで何でも調べてしまうことも、ゲームをつまらなくする大きな原因の1つだと思います。

ネットの評価や口コミの影響を受けすぎる

大型通販サイトの普及に伴い、ネットショッピングの商品ページには「星の数や、数字による評価」が表示されるのが当たり前の時代になりました。

「せっかくお金を出して買い物をするのに失敗したくない・・・」と考える消費者にとっては、ある程度の指標として役立つシステムではありますが、

逆に「判断基準が星の数や数時などの評価に大きく左右される」という世の中になってしまったと思います。

 

「お!このゲーム面白そう!」と感じたゲームも、ソフトのレビューに目を通し、

その際に否定的な意見を目にした途端に「もしかしたらこのゲーム、つまらないのかもしれないな・・・」という気持ちが湧き上がり、

いざ購入したものの、レビューの否定的な意見に影響され、ゲームをプレイしていても徐々につまらなく感じるようになるということも。

 

自分の価値観や感覚よりも、ネットの評価や口コミなど信じすぎることは、「ゲームをつまらなく感じてしまう危険性を生む原因」になってしまっていると思います。

実際に買ってプレイしてみて「つまらない」と感じたならまだいいのですが、

1度もプレイしたことが無いゲームを評価だけで判断し、「つまらない」と決めつけるようになってしまうと、ほとんどのゲームを楽しく感じられなくなってしまうでしょう。

ゲームの操作やシステムの複雑化

多くの人は「自分が理解できないことはつまらない」と感じる傾向があります。

 

有名どころで例えると、マリオなどのゲームは「ジャンプ」や「ファイヤーボール」など、コントローラーでキャラクターに指示できる動作の数が少ないため、操作が比較的簡単だったり、

敵にやられずに制限時間内にゴールを目指したり、スターなどの特別なアイテムを回収するといった非常に分かりやすいゲーム内容及びシステムになっています。

ニンテンドースイッチで発売された「スーパーマリオ オデッセイ」なども、昔のマリオシリーズと比較すると大幅に進化を遂げましたが、

それでもなお、幼稚園児や小学生の小さなお子さんでも楽しめるような操作性、ゲームの難易度となっています。

 

しかし、最近のゲームは、

「キャラクターの動作が多いため、操作方法やコマンドを覚えるのが大変」

「広大なオープンワールドでいったい何をすればいいいのか分からない」

など、操作やシステムなどの理解に少々時間がかかることもあります。

 

シリーズ化しているゲームなどは、マンネリ化による「飽き」をプレイヤーに感じさせないために新たなシステムなどをゲームに盛り込む必要があるため、

ゲーム性に「複雑さ」が出ることはある意味、仕方ない部分でもあるのですが、

「面白い」と感じる以上に、操作やゲーム性を理解することに「負担」を感じてしまうと、結果的にゲームが「つまらない」と感じることになってしまいます。

まとめ

大人になるとゲームがつまらなく感じる理由は以下の通りになります。

1: 楽しさや話題を共有できる友達と一緒にゲームをする機会が減った。

2: ゲーム以外にも「楽しい」と感じるものが増えた。

3: 攻略サイトの閲覧によるネタバレと既視感の発生。

4: 自分の価値観より、ネットの評価や口コミに影響されてしまう。

5: ゲームの操作性・システムなどの複雑化。

決して「最近のゲームがつまらない」というわけではなく、

人間は年齢を重ね、様々な経験をしていくことによって、物事に対して感じる「新鮮さ」も徐々に失われていきます。

好きなゲームのシリーズも、タイトルのナンバリングが「○○○○Ⅶ」「○○○○Ⅺ」などになってくると、その作品以前にも根本的に変わらないシステムを経験してきているので、

結果的に「未知のものに対する楽しさ」というものも、加齢や経験の影響により薄れてきてしまうのだと思います。

しかし、それは心身ともに成長を遂げている証とも言えるでしょう。

 

大人になってしまうと子供の頃と同じレベルでゲームの楽しさを感じることは難しいのかもしれませんが、「ゲームが好き」という根本的な事実は変わりません。

家族がいるなら、自分の子どもと一緒にゲームをしてみたり、ネット環境があるなら幼少期などには無かったオンラインプレイを楽しむなど、

自分が大人になった今だからこそ出来る新たな楽しみ方でゲームを楽しんでみるのも良いと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!