平成の子供を夢中にさせた名作「がんばれゴエモン3 獅子重禄兵衛のからくり卍固め」レビュー

どうも、ゴエモン好きのエナ(@kii_ena)です。
本記事では、スーパーファミコン用ソフトとして発売された「がんばれゴエモン3 獅子重禄兵衛のからくり卍固め」のプレイした感想を紹介しています。
本記事に掲載しているプレイ画像は、ニンテンドースイッチ版「がんばれゴエモン大集合!」に収録されているものになります。
・「がんばれゴエモンシリーズ」が好き
・アクションゲームが好き
・2人でも遊べるアクションゲームで遊びたい
・「和」の世界観が楽しめるゲームが好き
・街を探索したり、謎解き要素を楽しみたい
スーパーファミコン用ソフトとして発売された本作ですが、スーパーファミコンでゴエモン3を遊ぶための環境を整える場合、それなりの金額がかかってしまうため、
ニンテンドースイッチかSwitch2、もしくはプレイステーション5を所持している方は、
がんばれゴエモン3を含む13作品のゴエモンシリーズが収録されている「がんばれゴエモン大集合!」を購入することをおすすめします。
「がんばれゴエモン3 獅子重禄兵衛のからくり卍固め」の良かった点&おすすめポイント

ゼルダみたい?街の探索と謎解きが楽しい
前作である「がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス」に登場した町は、主に立ち寄って通過するというものでしかありませんでしたが、
本作では、1つの大きな世界に存在する様々な町を探索してイベントをこなしたり、入手したアイテムなどを駆使して道路などに存在する障害物などを壊したりする必要があります。

各地に存在するダンジョンを攻略するには、街で起きるイベントをクリアすることで手に入る武器やアイテム、術などを駆使する必要があるため、町の探索が欠かせません。
また、道をふさいでいる石像などは、普通に攻撃をするだけでは破壊できないため、壊すために必要な武器やアイテムを回収したり、

町の住民の悩み事を解決するともらえるアイテムを物々交換し、「わらしべイベント」を進める必要もあります。

ゴエモン達が冒険する舞台となる世界は広く、江戸時代より文明が栄えている街だけでなく、ダムに沈んだ街や雪に覆われた街、機械だらけの街など、ゴエモン達がいた江戸時代とは、大きく異なる世界となっています。
アスファルトに覆われた地面、機械やパイプなど、江戸時代には存在しなかった素材で作られた建物が存在する町や、

大きなダムの底に沈んでいた名残がある町、

雪に覆われており、自然の風景が残りながらも、近未来的な建物が存在する町、

町全体が機械されている要塞のような町など、様々な街が登場。

町の探索をしてダンジョンを攻略するというのが基本的な流れになるため、「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」などのゲームをイメージすると、本作のゲーム性が分かりやすいと思います。
様々な仕掛けや謎解きが楽しめる大型ダンジョン
前作の「がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス」は、短距離~中距離程度のステージを攻略していくというゲーム性でしたが、
今作は、ステージ数が前作より少なくなっているかわりに、1つ1つのダンジョンが大型のものへと変化。
ゴエモン達の時代にあるダンジョンは、機械仕掛けのギミックなどは少なく、スイッチなどを押して扉を開けて進みますが、
バリアー解除のスイッチをゴエモンの小判で解除したり、サスケの爆弾で劣化した木造の壁を破壊したりするなど、未来の江戸のダンジョンと比べるとハイテクな仕掛けは少なくなっており、
どちらかというと、過去作に登場したダンジョンのような雰囲気を楽しめるようになっています。

未来の江戸に存在するダンジョンは、ゴエモン達の時代に比べると、背景や仕掛けなどが近未来的なものへと進化。

未来のダンジョンは、基本的にゴエモン達の武器や術を使って進み、「カードキー」というアイテムを回収してカギのかかった扉を開け、奥へと進みます。

ダンジョンによっては、「からくりウォーカー」と呼ばれるマシンの様々な機能を駆使して進んでいきます。

ゴエモンシリーズは、どの作品も個性的なステージが登場しますが、本作もかなり独特なギミックが登場。
前作に比べるとステージ数は減ったものの、ステージ内にある仕掛けのバリエーションは豊富で、ユーザーが十分に楽しめるものになっています。

壊す。燃やす。凍らせる。爽快な「からくりウォーカー」
本作では、ゴエモン達が操作できる乗り物「からくりウォーカー」が初登場。
からくりウォーカーは、機能をアップデートすることによって、ステージ中のギミックを破壊することができるだけでなく、敵や仕掛けを燃やしたり、凍らせるといったアクションができるようになります。

アップデートをしていない通常状態でも、パンチで敵を破壊できるだけでなく、道をふさぐ岩のブロックを粉砕することが可能。

からくりウォーカーの「かえんほうしゃ」は、離れた距離から長時間、敵を攻撃できるだけでなく、ダンジョンを進むためのエレベーターのスイッチを作動させるといったこともできます。

かえんほうしゃと同じく、からくりウォーカーをアップデートすることで追加される「えきたい・ちっそ」は、
敵を凍らせて動けなくするだけでなく、パンチで破壊できない柔らかい足場を凍らせることによって破壊可能にするといった使い方もできます。

からくりウォーカーは、単体で様々な攻撃手段を使用できるだけでなく、
ダッシュのスピードがゴエモン達と比べるとかなり速いため、ダンジョンと町の移動スピードの向上などにも役立ってくれて非常に便利。
前作に比べると、ゴエモン達が使用できる乗り物のバリエーションは減りましたが、
からくりウォーカーは1体だけで多彩な能力を発揮できるうえ、機動力や火力などの面にも優れ、かなり爽快感を感じるアクションを楽しめるため、
ゴエモンシリーズに登場した乗り物の中でも、からくりウォーカーはトップクラスの楽しさを感じることができる乗り物だと、個人的には思います。
楽しさと能力が大幅にパワーアップした「ゴエモンインパクト」
前作で初登場となった巨大メカ「ゴエモンインパクト」。

前作のインパクト戦では、ゴエモンインパクトの攻撃手段は、パンチ、小判(鼻から撃つ遠距離攻撃)、キセルボムと、攻撃のバリエーションはあまり多くありませんでした。
しかし、今作では、インパクト戦だけでなく、移動ステージも一新されており、前作以上にインパクト戦を楽しめるようになっています。

前作の移動ステージは、ゴエモンインパクトの全身が画面に映し出され、敵を倒したり、落とし穴や段差などのトラップを回避するというゲーム性になっていたため、
ゲームに慣れていない一部のユーザーや、小さな子供にとって、移動ステージは鬼門になっていました。

しかし、今作では、ゴエモンインパクトの上半身のみが画面に映し出されるかたちに変更され、それに伴って前作にあった落とし穴や段差などのトラップも廃止に。
落とし穴や段差などのトラップによってダメージを受けることが無くなったことにより、ユーザーは敵への攻撃のみに集中できるようになり、移動ステージがより遊びやすいものへと変わりました。

メインのゴエモンインパクト戦も一新され、パンチや小判攻撃、キセルボムだけでなく、コマンドを入力することで発動する必殺技が新たに登場。
アッパーや、口からレーザー、敵に連続パンチを繰り出す「百烈パンチ」など、前作と比べて攻撃方法にバリエーションが増えたことにより、
インパクト戦では、前作以上の楽しさと爽快感を感じられるようになりました。
「がんばれゴエモン3 獅子重禄兵衛のからくり卍固め」のインパクト戦で苦戦している方、
左上のゲージが最大まで溜まっている時に「上・下・上・B(PS5は✕ボタン)」を押しましょう。
強力な技「百烈パンチ」が発動します。
※必ず近距離で発動しましょう
動画22秒~
#がんばれゴエモン大集合 pic.twitter.com/oOiCVf3TAp
— エナ@ゲーム好きブロガー (@kii_ena) August 2, 2026
また、本作のゴエモンインパクト戦では、ピンチに陥った時にのみ発動できる強力な隠し必殺技もあるため、
そういう隠し要素も、今作のゴエモンインパクト戦の醍醐味だと思います。
「がんばれゴエモン3 獅子重禄兵衛のからくり卍固め」の気になったところ

隠しボスと隠しエンディングを出現させるための救済措置がない
ゴエモンのライフゲームをアップさせるためのアイテムである「金の招き猫」と「銀の招き猫」を全て集めると、隠しボスが出現するようになっているのですが、
本作は、ゴエモン達が住んでいる江戸時代と未来の江戸時代、両方に招き猫が存在するものの、
ストーリーを進めて未来の江戸時代へワープしてしまうと、ゴエモン達の住んでいる江戸時代には戻ることができなくなります。

つまり、ゴエモン達の住んでいる江戸時代の招き猫を取り逃して未来の江戸に来てしまうと、招き猫を全て回収することができず、隠しボスを出現させることができない、という状態になり、
ユーザー自身が現在のセーブデータとは別に、ゴエモン達の住んでいる江戸時代にいる時にセーブデータを保存していない場合、
現在遊んでいるセーブデータでは、取り忘れた招き猫を回収することはできず、隠しボスも出現しなくなります。

スーパーファミコン版だけなく、ニンテンドースイッチとPS5で発売されている「がんばれゴエモン大集合!」に収録されている本作にも救済措置は無いため、
この部分に関しては、
と、正直思いました。
ゲーム自体は非常に面白く、隠しボスを倒さなくてもクリアはできるため、気にならないユーザーは問題ないのですが、
完全クリアを目指すユーザーにとっては、非常にモヤモヤしてしまう部分だと思います。
「がんばれゴエモン3 獅子重禄兵衛のからくり卍固め」の評価・感想まとめ

前作の「がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス」とは大きく異なるゲーム性に挑んだ本作ですが、
街の探索や、大型のダンジョンの仕掛けや謎解きなどの完成度も高く、「からくりウォーカー」という新たなシステムも、ユーザーを大いに楽しませてくれるレベルに仕上がっており、
ゲーム全体のアクション性はもちろん、ゴエモンインパクトというコンテンツにおいても、さらに上のステージの楽しさを追求し、前作を見事に進化させた作品だと思いました。
子どもの頃にリアルタイムで遊んだ方はもちろん、レトロゲームを遊んだことのない子供でも十分に楽しめる名作なので、
ぜひ一度、「がんばれゴエモン3 獅子重禄兵衛のからくり卍固め」を遊んで見てほしいと思います。






