心霊・怪談話

座敷わらしを見た話【実体験】

【2019年5月8日更新】この話は私が幼い頃に体験した実話です。(※私は霊感は全くありません。)

蔵の中の不思議な子ども

私が幼い時のある日、親族に不幸があったので家族で四国の親戚の家に行くことになりました。

お葬式の当日、まだ幼かった私には葬式というものがとても退屈でしょうがありませんでした。

それを見かねた近所のおじさんが「兜や鎧を見に行こう」と言い、私を葬式の会場から連れ出してくれました。

同じ会場にもう一人、私と同じくらいの年齢の女の子がいました。

その子も退屈していたので、私と近所のおじさんと女の子の3人で会場を抜け出し、兜や鎧が置いてあるという古い蔵へと向かいました。

古い蔵は、おじさんの知り合いの敷地内にあり、蔵自体はかなり大きく、ハシゴを使うと2階にも行くことが可能で内部の広さは16畳ほどでした。

窓には侵入防止の鉄格子がされていて、入り口は1つしかありません。

兜や鎧にすごく興味があったので私は「早く早く!」とおじさんを急かしました。

そして3人で蔵の中へ。

「蔵の一番奥に兜と鎧があるよ」とおじさんが言い、私と女の子を蔵の奥へと連れていきました。

鎧と兜は古ぼけていましたが、男心をくすぐるには十分すぎるほどのカッコよさでした。

おじさんとわたしはテンションが上がっていて2人で5分ほど兜や鎧について話していましたが、女の子は退屈そうにしていました。

いよいよ女の子の退屈がピークを迎えてしまい、「早く出ようよ!!!」と泣き出してしまいました。

それを見たおじさんは「そろそろ出るか」と言い、女の子の手を握り、出口へと向かいました。

私はもう少し鎧と兜を眺めていたかったのですが、おじさんと女の子が入り口のほうに向かい歩いていっていたので、渋々、兜と鎧が置かれている場所から離れようとしました。

私が入り口に向かって歩き出そうとした時、私の身に異変が起こりました。

「シャン・・シャン・・」

鈴の音色のようなものが突然、私の耳に聞こえてきたのです。

私は入り口付近にいるおじさんに向かって「ねぇー!なんか鈴の音がしなーい?」と尋ねました。

するとおじさんから「んー?鈴の音なんかしないぞー」という返事が。

自分の気のせいかなと思い、入り口に向かおうとすると

「シャン・・シャン・・」

またしても鈴のような音色が聞こえてきました。しかもさっきよりも音が大きくなって。

少し怖くなった私は急いで蔵の入り口に向かおうとしました。

その瞬間、私の身に異変が。

目の前に透明な壁でも存在するかのように、前に進めなくなったのです。

最初は金縛りかと思いましたが、手などを動かすことは出来るし、足を動かすことも出来ました。

しかし、どうやっても前に進むことだけが出来ず、入り口のほうに向かうことが出来ません。

しかも鈴の音色のようなものが後ろのほうから聞こえてくる・・・

どうやっても前に進めない私は観念し、思い切って鈴の音色のようなものが聞こえる方向へ振り返ることにしました。

思い切って振り返るとそこには

可愛らしい笑顔を浮かべた子供が立っていました。

見た目としては、年齢は5歳前後くらい、顔は中性的な顔立ちをしていて、男の子にも女の子にも見えるような可愛らしい顔。

大人が見たら癒されるような容姿をしていました。

が、違和感も何点か感じました。

1つ目の違和感は服装。

その時の時代背景とは全く違う青色の着物のようなものを身に着けていました。

そして2つ目。

2つ目の違和感に関しては、その子供を見て私が生物としてが直観的に感じたものでした。

「あ、この子・・・生きてる人じゃない。」

そう思いました。

そして、その子を見ていると日向ぼっこでもしているかのような不思議な温もりに包まれました。その不思議な感覚は今現在でもハッキリと覚えています。

幼い頃ならオバケなどの類のものを見たら怖くなるものだと思いますが、不思議なことにその存在を見ても恐怖は全く感じませんでした。

むしろ、不思議な温もりを身体に感じ続けていて、幸福感のようなものに包まれていました。

私はその子に話しかけました。

「お名前は?」

「何歳なの?」

「ここの家の子なの?」

しかし、その子は優しい表情で微笑んでいるだけで何一つ質問には答えてくれず、声すらも聞くことは出来ませんでした。

入り口で待っていたおじさんがシビレを切らし、入り口から私を呼びました。

ハッと我に返った私は入り口のほうを向き、返事をしました。

おじさんに返事をした後に子供のいたほうを振り返るともうその子の姿はどこにも見当たりませんでした。

私はその子を探すのを諦め、蔵を後にしました。

おじさんと蔵の持ち主に先ほどの子供の話をしましたが、まともに聞いてはくれませんでした。

「窓は鉄格子がしてあるし、人が入らない時には入り口に南京錠もしてある。今日、お前たちが入るときにしか南京錠を開けてないし、最後に蔵に入ったのは半年以上も前だから、万が一、子供が間違って入ったとしても生きてはいないだろうしな。」

誰にも信じてもらうことが出来なかった私はその蔵のある敷地を後にしました。

しかし、あの子供を見た日を境に、私の周りで不思議なことが起こるようになりました。

不可解な出来事の数々

次の日、地元に帰る前に四国で観光をしよう、ということになりました。

街に向かい車から降り、道を歩いていると前日に聞いた鈴の音色のようなものが再び聞こえてきました。

確認のため、親に「なんか鈴の音がしない?」と尋ねました。

しかし、親とその場にいた親族の答えは「ん?何も聞こえないけど。」でした。

また自分にしか聞こえてないのかな?と考えていると顔に何か紙のようなものが飛んできました。

手で取り、確認してみると1万円札が。

周りを見渡しても落とし主らしき人は見当たらず。

とりあえずそのお金は交番届け、私は地元へと帰りました(結局1万円の持ち主が見つからなかったため、お金は私のものに)

地元に帰って1週間後、私は祖母と商店街を歩いていました。

すると、またしても鈴の音色のようなものが。

「たぶん、祖母にも聞こえていないんだろうな」と、半分諦めのような気持ちで祖母に鈴のような音が聞こえないか確認しましたが、やはり答えは「聞こえない」でした。

この時くらいから私は鈴の音色のようなものは私にしか聞こえないんだなということが分かりました。

歩き疲れたので祖母とベンチで休憩しているとベンチの隙間に何か挟まっていました。

引っ張り出してみるとビニール袋が出てきて、中を見ると5000円札が1枚と1000円札が2枚入っていました。

ビニール袋はかなり劣化していたので持ち主が傍にいないことがすぐに分かり、交番に届けました(持ち主が現れなかったため、お金は私のものに)

その一週間後、叔母と一緒に商店街の福引の会場へ。

祖母から最近の私の話を聞いていた叔母は私に福引を引かせようとしました。

しかし、その日は鈴の音色のようなものは聞こえていなかったので

「今日は引かないほうが良いと思う」と言いました。

案の定、福引の結果は全てポケットティッシュでした。

数日後、ゆっくりとした間隔で鈴の音色のようなものが聞こえる夢を見ました。

もうその時に私は「鈴の音色のようなものが聞こえた時には良いことが起こる」ということを確信していました。

私は母に無理を言い、商店街の福引の会場へ連れて行ってもらいました。

福引券は1枚だったので母は私に福引をさせてくれました。

箱の中の三角の紙を引く瞬間、「これだ」と思うものが直観的に分かりました。

いざ結果を見てみると・・・「2等」の文字が。

5000円札の現金つかみ取りが当たりました(1等は大型テレビ)

1ヶ月以内で起きた出来事はかなり幸運に恵まれたものでした。

しかし、鈴の音色のようなものは幸運を知らせるだけではありませんでした。

座敷わらしの恩恵

鈴の音色のようなものは

・長い間隔でゆっくりとなる場合は良い知らせ。

・短い間隔で激しくなると危険などが迫っているという悪い知らせ。

という上記の違いが生活の中で分かりました。

ゆっくりとした間隔で鈴の音色のようなものが聞こえた時の主な出来事は

・ギャンブルで大勝ち(基本的に10万円以上)

・懸賞で1万円以上の商品券や、福引での高額の現金つかみ取りに当選。

・5枚買ったスクラッチくじのうち、1枚が外れで残りの4枚全てが5000円当選。

・使用分の電子マネー(8万円)がキャンペーンの当選で全て無料に。

・たまたま入ったご飯屋さんで芸能人に遭遇。

スクラッチの時は私だけでなく宝くじ売り場の店員さんもキョトンとした顔をしていましたね(笑)

スロットで1万枚を超えた日の前日の夜は、不思議な夢をみていました。

真っ白な世界に私1人だけボーっと立っていて、かなり大きい音量で鈴の音色のようなものがハッキリと聞こえていました。

現在も間隔としては3年に1度くらいでこの不思議な夢をみて、大きい幸運が舞い込んできます。

ちなみにですが、100万円以上の宝くじの高額当選はまだ経験はありません。。。

身の危険を知らせる鈴の音

もちろん鈴の音色のようなものは良い知らせだけを運んでくるだけではありません。

短い間隔で音が聞こえる場合は危険なことが起きるということを知らせてくれています。

が、回避しようにも集団で行動する場合や行動に制限がかかっていた場合は、回避が出来ないこともあります。

過去に鈴のような音色が聞こえた時に起きた危険な出来事は

・自転車で帰宅中に同級生がふざけて私の自転車の前輪に傘を突っ込み、強制的なブレーキが発生し、体が宙に投げ出され落下、アスファルトに顔面を強打。病院へ。

・部活動中に片目を負傷。

・一時停止を無視した高齢者ドライバーの車と衝突。

何が起きるのか、内容までは事前に把握することが出来ないので、回避出来ないこともあるんですよね、、、

この鈴の音色のようなものによる危険なお知らせは悪い霊のような存在が近づいている時にも聞こえます。だから私は心霊スポットなどに近寄りません。

しかし、仕事の関係上、どうしても行かなくてはならない場所で心霊体験をしたことはあります。

その時の心霊体験の記事はコチラ↓

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座敷わらしを見るには?

テレビやネット、メディアなどでは「座敷童は東北地方に出る妖怪」などと言われていますが、そんなことはないと思います。

こんな体質になった私はネットやSNSなどで座敷わらしを見たことがあるという人たちとコンタクトを取り、話を伺ったことがありますが、「東北で座敷童を目撃した」という人は、そのうちの3割ほどしかいませんでした。

目撃した地方の割合としては

・北海道2割

・東北3割

・関西3割

・四国地方2割

上記のような割合でした。

しかし、目撃した場所は全員が下記のような場所でした。

・古い民家や旅館の和室

・古いものが保管されている蔵

地方はバラバラですが、目撃した建物の情報に関しては似たような場所が非常に多かったです。

「東北限定の妖怪」といった内容は、地方の経済活性化の関係で広められた話なのではないかと私は思います。

しかし、手掛かりがない場所を探すのは大変苦労すると思うので、

もし座敷わらしを見たいのであれば、オーソドックスに「座敷わらしが現れる旅館」などに足を運ぶのが手っ取り早いでしょう。

長くなりましたが、最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました。