Switch2版「テイルズオブアライズ」レビュー:戦闘の爽快感がエグい新生テイルズ

どうも、テイルズオブシリーズ好きのエナ(@kii_ena)です。
本記事では、2026年5月21日にニンテンドースイッチ2用ソフトとして発売された「Tales of ARISE-Beyond the Dawn Edition」のプレイした感想を紹介しています。
本作は、「テイルズ オブ アライズ」の本編に大型追加シナリオの「Beyond the Dawn」、追加クエスト、ゲーム内で使用可能なアイテムなど、各種コンテンツを収録した作品となっています。
・テイルズオブシリーズが好き
・ターン制ではないRPGが好き
・スピード感あふれる戦闘が好き
・派手な必殺技や魔法を使いたい
・武器や料理の作成システムがあるゲームが好き
・キャラクターの称号集め・素材集めが好き
目次
テイルズオブアライズ(Switch2)の良かった点&おすすめポイント

戦闘のスピード感と爽快感がシリーズトップクラス
戦闘のテンポの速さに関しては、歴代のテイルズオブシリーズの中でもトップクラスとなっており、かなりスピード感あふれる戦闘を楽しめるようになっています。
また、術技や呪文を連続して敵に叩き込み、ゲージを溜めるとトドメの一撃として使える「ブーストストライク」は、
演出が派手で気持ちいいだけでなく、戦闘の状況をうまく把握し、連続で敵にブーストストライクを使用して戦闘を終わらせた時の爽快感は抜群。
ブーストストライクは、過去作である「テイルズオブリバース」の秘奥義と同様、敵へのトドメの一撃ではありますが、
ブーストストライクは、1回の戦闘で複数回発動することができるため、敵の状況を把握して連続して発動した場合は、大きな爽快感が得られます。
テイルズオブアライズ、戦闘システムを理解して立ち回れるようになれば、
かなりスピード感あふれる戦闘が楽しめる。戦い方次第でブーストストライクをガンガン出せるようになるのも良い。
そして何より良かったのは…
【襲爪雷斬】があること。#NintendoSwitch2 pic.twitter.com/x5EttQMHFT
— エナ@ゲーム好きブロガー (@kii_ena) June 20, 2026
シリーズお馴染みの秘奥義は、アクセサリーの強化をすれば数十万という大きなダメージを出すこともできるため、
秘奥義で敵を瀕死にしてブーストストライクでトドメをさすという、かなり気持ちのいい戦闘の流れを楽しむこともできます。

プレイヤー好みにキャラを成長させる「スキルパネル」
本作では、戦闘やクエストの報酬で手に入るスキルポイントを使用し、新たな術技や戦闘スキルを覚えることができる「スキルパネル」というシステムが登場。
イベントをこなしたり、条件を満たすことで称号と合わせて新たなスキルパネルを入手することが可能となっています。

スキルは、スキルポイントを割り振ることでプレイヤーの好みにキャラクターを成長させることができるため、以下のようなタイプにキャラクターを自由に育てることができます。
・術技と術の両方をバランス良く育てる
・術を優先して習得し、術に特化したタイプに育てる
・術技を優先して習得し、物理に特化した前衛タイプに育てる
・回復術やサポートスキルを優先して習得し、ヒーラー(回復士)タイプにする
・AGを増やし、術技を連続で発動して敵に攻撃するコンボ特化タイプにする
スキルは、順番など関係なく自由に習得することができるため、この自由性は面白いと感じました。
ただし、スキルポイントは、1度振り分けるとやり直しができないため、
所持しているスキルポイントが少ないストーリー序盤は、優先順位を決めてスキルを習得する必要があります。
グラフィックの美しさがシリーズトップクラス
テイルズのマザーシップタイトルをすべて遊んできた筆者ですが、そこまでテイルズシリーズにグラフィックのキレイさを求めたことはなかったため、
テイルズオブアライズを始める時も正直なところ、「映像美」という要素にそこまで関心を持っていませんでした。
しかし、いざゲームを進めていくと、荒野や野原、空に浮かぶ惑星など、どのグラフィックも息を飲むレベルで美しく、
気付くと新しいフィールドや街に着くたびに、カメラの視点を切り替えてフィールドを見渡していました。

下記の画像は、火の星霊力が満ち溢れる国「カラグリア」。
フィールドの炎から無数に舞う火の粉が非常に美しく、グラフィックを通し、なんともいえない「不穏な空気」まで伝わってくる感覚がありました。

荒野のフィールドは、環境に適応できない動植物が朽ちている様子がしっかりと細かくグラフィックで表現されています。

イベント内のグラフィックもフィールドと同様にクオリティが高く、特に「光」や「炎」のグラフィックは、かなり美しく表現されていると感じました。

テイルズオブアライズ(Switch2)の気になったところ

ガルド(お金)が頻繁に足りなくなる
歴代のテイルズオブシリーズでは、基本的に敵との戦闘でガルドを入手することができるため、足りなくなったとしても戦闘を行えば手軽にガルドを入手することができました。
しかし、テイルズオブアライズでは、戦闘でガルドを入手することができないため、武器の作成や消費アイテムの購入を購入する際、ガルド不足に悩まされる場面に頻繁に遭遇します。
ガルドは、
・道具や武器の売却
・フィールドにある宝箱
・修練場(闘技場)のチャレンジクリアの賞品
・釣りで入手した魚の売却
・素材の売却
・クエストのクリア報酬
など、上記のように複数の入手経路があるものの、
フィールドにある宝箱は復活しないので入手は一度きりだったり、修練場も一定の時間が経過しないと再挑戦できないため、ガルドの入手可能なタイミングがかなり限定されています。

また、修練場や釣りなどのコンテンツは、物語を一定のところまで進めなければ解放されないため、コンテンツが解放されるまでガルド不足に悩まされることになります。

『Tales of ARISE – Beyond the Dawn Edition(テイルズ オブ アライズ ビヨンド ザ ドーン エディション)』では、
ガルドやアイテムを入手できるサポートパックがゲームに収録されているため、少しはガルド不足の悩みが緩和されるものの、
それでもゲーム全体を通してみると、「テイルズオブアライズはガルド集めが厳しいテイルズ」という印象がありました。
過去作でいうと「テイルズオブエクシリア2」辺りは、莫大な借金の返済をしながら冒険をする作品でありましたが、それでもガルド不足に悩まされることはなかったため、
やはり、シリーズを通してみても「テイルズオブアライズのガルドに関するバランスは良くない」と思います。
消費アイテムの価格が高すぎる
ガルド不足に頻繁に悩まされる作品という印象が強いテイルズオブアライズですが、
はっきり言うとガルド不足になるのは、「ショップで売られている消費アイテムの価格が高すぎる」ということが原因です。

テイルズオブシリーズでおなじみの回復アイテム「アップルグミ」の価格は「500ガルド」。
ちなみにテイルズオブアライズの前の作品に当たるテイルズオブベルセリア(TOB)では、アップルグミの価格は「100ガルド」なので、アップルグミの価格がベルセリアに比べて5倍になっているんです。
ただ、1つ言っておくとアップルグミの価格高騰は全然大したことはありません。
本題はここからです。
本作では、回復術を使用する際に消費するCP(キュアポイント)というものが存在するのですが、
消費したCPを回復するには、シリーズおなじみのアイテムである「オレンジグミ」や「パイングミ」を使用します。
冒険や戦闘の重要アイテムといえるオレンジグミとパイングミですが、この2つの消費アイテムの価格が歴代のテイルズオブシリーズの中でもかなりぶっ飛んだ金額になっています。
オレンジグミ・・・「3000ガルド」
パイングミ・・・「9000ガルド」
比較の参考として記述しておきますが、テイルズオブヴェスペリア(TOV)では、
オレンジグミ・・・「250ガルド」
パイングミ・・・「1500ガルド」
ヴェスペリアと比較すると、オレンジグミは10倍以上の価格になっており、パイングミは6倍の価格になっています。
戦闘でガルドを入手することができない作品であるにも関わらず、シリーズを通してみても明らかに高すぎる価格設定・・・
通常攻撃のボタンが使いづらい
歴代のテイルズオブシリーズでは、通常攻撃や術技、メニュー画面などは「ABXY」ボタンもしくは「○×△□」ボタンに配置されており、
親指だけでほぼすべての動作を行うことが可能だったため、戦闘のメインとなる通常攻撃がRボタンという場所に配置されていることに大きな違和感を感じました。

わたしは、歴代のテイルズオブシリーズをプレイしているため、最初から通常攻撃のボタンがRボタンということになかなか馴染むことができませんでしたが、
本作が初めて遊ぶテイルズオブシリーズというユーザーにとっては、通常攻撃のボタン配置に対する違和感は少ないかと思います。
テイルズオブアライズの通常攻撃のボタン配置に関する記事はこちら↓
テイルズオブアライズ(Switch2)の評価・感想まとめ

歴代のテイルズオブシリーズとは異なる新しい要素が多く登場している本作は、ショップのアイテムの価格やガルド不足問題など、ゲームバランスにすこし偏りがある作品でもあり、
正直なところ、歴代のテイルズオブシリーズをプレイしてきているユーザーや、RPG好きなユーザーにとっては、好き嫌いがハッキリ分かれる作品だと思います。
しかし、その一方で新たな境地に挑もうとしている工夫が戦闘や育成システムなど、「新生テイルズ」というイメージが随所に感じられる作品でもありました。
純粋にRPGとして見ても、戦闘の爽快感は素晴らしいものになっており、
グラフィック面においても、昨今のゲーム作品の中ではトップクラスのクオリティに仕上がっている良作ゲームだと思うので、
興味のある方はぜひ、Switch2版のテイルズオブアライズをプレイしてみてほしいと思います!







