どうも、ドラクエ好きのエナ(@kii_ena)です。
本記事では、「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オフライン」の実際にプレイした感想を紹介していきます。
・ドラゴンクエストシリーズが好き
・ターン制RPGが好き
・転職(ジョブ)システムによるキャラ育成が好き
・スキルパネルによる育成が好き
・クエストをコツコツとこなしていくのが好き
目次
「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オフライン」の良かった点&おすすめポイント

ストーリー攻略順の自由度が高い
従来のドラクエシリーズは、街やダンジョンなどの攻略する順番がほぼ固定されているため、ストーリーの進行面に関しては、「自由性」というものはほぼありませんでした。
しかし、ドラクエ10オフラインでは、ストーリー開始後に選択した種族(キャラクター)によって、本編のスタート地点となる街や発生するイベントが異なるため、
過去のドラクエシリーズとは違い、プレイヤーが望む街から冒険を始めることができるようになっています。


プレイヤーが選んだ主人公の姿(種族)によっては、仲間が増えるタイミングも大きく異なるため、「RPGに慣れていないので序盤から仲間を連れて歩く」という遊び方ができるだけでなく、
「序盤から仲間を加入させず、一人旅をしばらく続ける」といった難易度調整をセルフで行うといった楽しみ方も可能となっています。
選んだ種族によって変わるのは、あくまでもストーリー序盤の進めやすさという部分のみ。



最終的には、すべての大陸でそれぞれの種族のイベントを進めることになるため、頭を何時間も悩ませながら種族を選ぶ必要はありません。
自由にキャラを強化・育成できる「スキルパネル」
本作では、レベル上げだけでなく、「スキルパネル」という育成システムによって、キャラクターを強化できるようになっています。

レベルアップによって入手できるスキルポイントを使い、片手剣スキルや格闘スキルなど、プレイヤーが強化したいエリアのパネルを発動させ、キャラクターの育成・強化を行います。
スキルパネルには、ステータスの強化、技の習得といったパネルが存在。
プレイヤーがステータスの強化を優先させたい場合はステータスのパネルを開放、技の習得を優先させたい場合は技の習得パネルを開放させるといった育成方法になります。


スキルパネルは、ゴールドを使用することでリセットすることが可能となっているため、
複数の敵が多く出現するダンジョンでは、敵全体や敵グループを攻撃できる技を覚える武器のスキルパネルを開放、
単体で出現する強力なボスと戦うときには、単体の敵に有効な技を覚えるスキルパネルを開放するなど、状況に合わせてリセットを使用することにより、戦略を変えて戦闘を楽しむことができます。
戦闘を有利にする強力なスキル「ひっさつ」
本作では、ドラゴンクエストシリーズで初登場となった強力なスキル「ひっさつ」を戦闘で使用することが可能。
「ひっさつ」は、必要なテンションを使用することで発動することができ、敵に強力なダメージを与えるものや、戦闘を有利にサポートするものがあります。
ドラクエ10のオフライン、けっこう面白い!
ドラクエ11と同様にスキルパネルによる育成システムもけっこう楽しいし、鍛冶システムも良い✨️「ひっさつ」を使うと技名とカットイン入るんだけど、既視感あると思ったらイナズマイレブンっぽいからか(笑)
島﨑信長の声もキャラと合ってて良い✨️🎮 pic.twitter.com/Zls54FBmAq
— エナ@ゲーム好きブロガー (@kii_ena) August 25, 2025
「ひっさつ」は、発動するにはテンションを必要とするため、使用できる場面は限定されているものの、使用すれば戦闘を有利に進めたり、不利な戦況を形勢逆転に導くこともできるため、
歴代のドラゴンクエストシリーズでは感じることのできない戦闘の楽しさや爽快感を感じられるでしょう。
威力的な部分に注目が集まりやすい「ひっさつ」ですが、技名のカットインまでしっかりと表示され、かなり凝った演出になっています。

オンライン版とは違い、キャラクターの頭身が低いため、「技などの迫力が軽減してしまうのでは?」と思われがちですが、
技などの演出面の迫力は、十分にユーザーを満足させてくれるものに仕上がっていました。

「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オフライン」の気になったところ

クエストをクリアしなければ所持品の持てる数が増えない
本作は、所持品の持てる数が初期の段階だと50種類と少なく、とあるクエストを達成しなければ所持品の数が増えません。

歴代のドラゴンクエストシリーズの場合だと、進行ルートがある程度決まっており、入手できるアイテムも限定されていたため、所持品が50種類程度しか所持できなかったとしても問題はありませんでした。
しかし、ドラクエ10オフラインでは、進行の順番がある程度自由になっているため、主人公たちがかなり広い範囲の地方に足を運ぶことが可能に。
システム上、様々な地方で素材の採取が可能になった結果、素材で所持品がすぐにいっぱいになってしまうという事態を招きやすくなってしまいました。
元になっているゲームがオンラインであり、進行の自由性が高いシステムがゆえに生まれた問題点なので、仕方ないと思う点はありますが、
所持品の数を増やすクエストは、主人公とパーティメンバーのレベルを20前後くらいまで上げてようやく倒せる敵を倒し、クエストクリアに必要なアイテムを入手しなければいけません。

レベルを上げるだけではクエストのモンスターの討伐はむずかしく、敵に合わせたスキルを主人公と仲間に覚えさせる必要があるため、
所持品の数の問題は、RPGやドラクエシリーズに馴染みがない一部のユーザーにとっては、やや厳しい部分があると感じました。
「ドラゴンクエスト10 目覚めし五つの種族 オフライン」の評価・感想まとめ

「オフライン」という、ドラクエシリーズの中では聞きなれないワードが入っていることもあり、歴代シリーズの中では、世間的にあまり馴染みがなく、オンラインと比べるとユーザーにあまり浸透していないイメージがある本作ですが、
スキルパネルによる育成はおもしろく、主人公に関しては、スキルパネルだけでなく「転職システム」による成長と育成も可能になっているため、
歴代のドラゴンクエストシリーズにも引けを取らない楽しさを感じられる作品になっています。
また、ストーリーに関しては、DLC(追加コンテンツ)を購入することでさらにドラゴンクエスト10の冒険を長く楽しむことができるようになるだけでなく、
「ドラゴンクエスト10 オンライン」では描かれなかったオフラインオリジナルのストーリーも楽しめるため、
興味を持った方、RPGが好きな方はぜひ一度、「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オフライン」をプレイしてみていただきたいと思います。