こんにちは、エナ（@kii_ena）です。
今回は、2002年7月19日に発売されたゲームキューブ用ソフト「スーパーマリオサンシャイン」の感想をご紹介します。
本作は、南国のリゾートアイランドを舞台にした箱庭タイプの3Dアクションゲームです。
・マリオを操作し、箱庭型のステージを進んでいく3Dアクションゲーム
・ステージ内にある「シャイン」というアイテムを収集していく
・ポンプの放水で攻撃をしたり、ステージの落書きや汚れを落としたりしていく
目次
作品情報
| ゲーム名 | スーパーマリオサンシャイン |
|---|---|
| 対応機種 | ゲームキューブ |
| ジャンル | 3Dアクション |
| 発売元 | 任天堂 |
| 発売日 | 2002年7月19日 |
| プレイ人数 | 1人 |
| 公式サイト | スーパーマリオサンシャイン公式サイト |
良い点
開放感のあるステージが多く、南国らしさがよく表現されている
南国がリゾートアイランドが冒険の舞台となっている本作は、海や空などグラフィックから感じられる開放感が非常に心地よく、
ゲームをプレイしていると実際に南国に来たかのような感覚を感じられます！
敵によってカラフルな色にされている地面なんかも南国感が出てていい感じですね！
各地に置かれているフルーツや建造物なども非常に細かく作りこまれていますね。
前作の「スーパーマリオ64」では、城の中にある絵の世界を旅するということもあって閉塞感を感じることがありましたが、
本作は南国の景色が見渡せるステージが基本となるため、屋内や地下で感じるような閉塞感をプレイ中に感じることはほとんどないでしょう。
画期的な新要素「ポンプアクション」
過去のマリオ作品では基本的にアイテムを入手してパワーアップをしたり、変身をするというのがオーソドックスなスタイルでした。
しかし、本作のマリオは、背中に背負った「ポンプ」を駆使してゲームを進めていきます。
ポンプは「ノズル」を切り替えることによりアクションを変化させることが可能。
ノズルは敵を倒したり落書きが消せるだけでなく、
下向きに放水して一定時間、空中を浮遊できる「ホバーノズル」、
パワーをチャージし、通常より高く飛び上がることが出来る「ロケットノズル」、
パワーをチャージした後に、地上と水上のどちらも高速でダッシュできるようになる「ターボノズル」など、
様々なタイプのノズルが存在し、場面に応じてマリオのアクションを変えることができます。
マリオシリーズの中でもかなり異色のアクションではありますが、
開放的なステージを縦横無尽に移動できるこのシステムは、「ステージの移動」をより楽しくし、マリオのアクションの幅を広げてくれる画期的なシステムだと思います！
街などのフィールドも良く作り込まれている
過去のアクション系のマリオシリーズでは、街というものは存在しませんでしたが、本作ではマリオの拠点となる「ドルピックタウン」という街が登場。
スーパーマリオ64では拠点となる場所がピーチ城のホールだったため、広さが無く、閉塞感を感じましたが、本作の拠点は屋外なので、移動可能な範囲も広くなっています。
ここまでしっかりとステージ以外のフィールドが作り込まれているのは、マリオオデッセイ以外では初めてだと思います。
2Dのマリオシリーズでは、ステージセレクトしてすぐにステージ攻略という形だったので、マリオシリーズに町が存在するというのは非常に新鮮に感じましたね！
気になったところ＆不満点
ステージの数がやや少ない
ステージの数は「スーパーマリオ64」と比べると、約半分ほどになっており、ボリュームダウンした感じは否めないといったところ。
また、ステージ数が前作より減ったにも関わらず、シャインの総数は前作のパワースターと変わらないため、1つのステージに色々と詰め込んでいるという印象もありました。
高低差を上手く使い、カバーしているものの、もう少しステージのバリエーションがあっても良かったような気がします。
操作が難しい
サンシャインはアクションの同時操作を求められる場面が多いため、アクションゲーム未経験者でなくても難しいと感じるでしょう。
「狙った位置への放水+ホバー+右スティックの視点切替」、「放水+スライディング」などといった、やや複雑な操作がが必要になるステージなども存在し、
これらの操作をある程度使いこなせないとステージのクリアが難しいというのは、なかなか厳しいと感じました。
私もある程度アクションゲームを経験していますが、サンシャインに関しては通常クリアでもなかなか苦労しました。
アクションの複合操作ができないユーザーが、置き去りにならないようなバランス調整も必要だったのではないかと思います。
ただ、難易度が高いため、ステージをクリアした時はかなりの達成感を味わうことが出来ます！
ステージに関しても、いきなり難易度が高くなるというわけではないので、慣れていけば高等技術を駆使してコースを駆け巡る楽しさが感じられます。
まとめ
・明るく、開放的なステージや世界観のあるアクションゲームが好きな人
・操作の上達をしっかり感じたい人
従来のマリオシリーズのようにファイヤーボールで敵を倒したり、空を飛行することは出来ませんが、
新要素として登場した「ポンプアクション」を駆使してステージを進んでいく楽しさは、他のマリオシリーズでは決して味わうことができない新鮮さがあり、妙にハマってしまう中毒性もあります！
マリオ64やマリオオデッセイとは全く異なるアクション性が楽しめる作品なので、気になる方はぜひプレイしてみてください！
本作は、2020年9月18日にニンテンドースイッチで発売される「スーパーマリオ 3Dコレクション」にも収録されているので、
ゲームキューブが手元に無くてプレイできないという方は、そちらでプレイしてみることをおすすめします！
