アルバイトをしたいけど、次のような悩みがあってなかなかアルバイトを決められないなんてことありませんか?
・「人と接するのが苦手」
・「できる限り人と話をしたくない」
・「職場の人間関係で疲れたくない」
上記のように考えている人は実はそれほど少なくありません。
仕事で「誰ともまったく話さない」ということは難しいですが、
「他人と話す機会が少ない仕事」というのは世の中には数多く存在します。
今回は「人と話さない、人と関わらない」という部分を重視したアルバイトを紹介していきます。
・星5評価:バイト中に人と話す機会がゼロに等しい。
・星4評価:引き継ぎや説明などでほんの少し人と話す機会がある
・星3評価:ある程度の会話をするが、仕事に必要な最小限の意思疎通を行う程度
人と関わらない屋内のバイト7選
ここからは、コミュニケーションをほとんど必要とせず、屋内で黙々と作業に打ち込めるバイトとその特徴をご紹介します。
アンケートモニター
【ポイント】 パソコンやスマホでやり取りが完結するので、人と直接関わる機会が圧倒的に少ない。
【人と関わらないレベル】
サイトを通じて募集されている案件に応募し、アンケートに回答をして報酬を受け取るという仕事内容になります。
自分の好きなタイミングで応募できるので、自分の生活スタイルに合わせやすく、スキマ時間に手軽に作業ができるという点は非常に魅力的。
ただし、案件によっては事前アンケートによる審査があり、それを通過しなければ本アンケートに回答できないということも。必ずしも応募した案件を受けられるわけではないので、その点は注意が必要です。
また、基本的には人と関わる機会はありませんが、会場調査などの外出するタイプの案件などを引き受けた場合に関しては人と接する機会が多くなってしまうこともあるため、
単価だけで案件を選ばず、事前に仕事内容をよく確認することが重要になります。
データ入力
【ポイント】正確にデータを入力することを求められる。作業中に会話をする必要がないため、人間関係の面では気楽に過ごせる。
【人と関わらないレベル】
パソコンを使ってデータを入力していくお仕事です。
バイト先によって自宅で作業するか、もしくはバイト先に出勤して作業するかが決まっており、バイト先に出勤して作業をする場合は人と関わる機会が増えてしまうので、その点は注意が必要。
黙々と膨大な量のデータを正確に入力していかなければならないため、事前にデータ入力の速度を確認されることもあります。
会話を必要とする場面は滅多にないので、人間関係で疲れるということは無く、しっかりと作業に集中できます。
ネットモニタリング・ネットパトロール
【ポイント】ウェブサイトの監視・閲覧がメインなので、コミュニケーションはほぼ必要としません。
【人と関わらないレベル】
パソコンを使い、ウェブサイトやネット上で不適切な投稿・画像などのコンテンツなどが使われていないか監視し、ソーシャルリスクなどを最小限に抑えるお仕事です。
自宅勤務の場合はメールなどで報告を行うため、人と接するという機会はありません。
ただし、セキュリティーの都合上、勤務先のパソコンで作業を行わなければならないという場合には、上司や同僚と仕事に関する会話をする必要があります。
ゲームデバッガー
【ポイント】ゲームやアプリのバグの報告がメインなので、必要な会話は少ない。ゲーム好きな人におすすめ。
【人と関わらないレベル】
発売前のゲームやアプリを試し、不具合やバグなどが無いか確認するお仕事です。
自宅での作業の場合は、仕事に関する報告・連絡はメールになるので基本的には人と関わることはありません。
ただし、企業によってはバイト先のオフィスで作業をする場合もあるため、その場合には人と仕事上での会話をする必要があります。
バイトの案件によっては、ある程度ゲームの経験や知識がある方を求められる場合もありますので、気になる方は事前にしっかりと条件をチェックしておきましょう。
ウェブライティング
【ポイント】自宅で作業が可能。実績によっては高単価が期待できる
【人と関わらないレベル】
自宅にパソコンとネット環境さえあれば、すぐに始められるバイトです。
ライターさんを募集しているサービスを通してライティング案件を請け負い、与えられたお題に沿って記事を仕上げ、報酬を受け取るという流れになります。
全く実績を積んでいない未経験者のライターさんの場合は、1文字0.1円~1円という低い文字単価でしか案件を受注できませんが、
様々な案件こなし、実績を重ねることで高い収入を得ることも可能となっています。
基本的には自宅で作業を行うため、人と直接関わらずに作業をして稼ぐことが出来ますが、
メール等を使った連絡のやり取りは行うことになるので、連絡を忘れてしまうことの無いよう、注意する必要があります。
ピッキング作業(倉庫内)
【ポイント】単発バイトの募集が多いので、気軽に応募しやすい
【人と関わらないレベル】
倉庫内にある商品をバーコードリーダーで読み取り、リストや注文書を確認しながら商品を専用のカートやボックスに集荷していくバイトです。
最初に担当者から作業内容の説明や注意点などの説明を受け、それ以降は黙々と作業を行います。
状況によっては倉庫内の整理や清掃などを頼まれることもありますが、複雑な作業を任されることは無いため、特に心配するような要素もありません。
平均的に時給が高いバイトですが、深夜帯のシフトだと時給が更に高くなるため、単発バイトでしっかり稼ぎたい人にもおすすめです。
シール・ラベル貼り
【ポイント】製品にシールをひたすら貼っていく単純作業
【人と関わらないレベル】
工場やオフィスなどの作業場所にて、製品の指定された箇所にシールを張っていくというお仕事です。
応募先によっては、自宅に作業道具一式を配送してくれる企業もあり、その場合は自宅で作業することになります。
最初に担当者の方から作業内容や注意点の説明を受けますが、それ以降は人と関わる場面はほとんどありません。
会話が必要になる場面は仕事の引き継ぎの時くらいです。
簡単な作業の繰り返しなので精神的な負担も非常に少なく、初心者の方でも無理なく働くことが出来ます。
人と関わらない屋外のバイト4選
次に、人と関わることが少なく、屋外で黙々と働けるバイトとその特徴についてご紹介していきます。
ポスティング
【ポイント】チラシやパンフレットを家のポストに配布していくだけなので気楽に作業ができる
【人と関わらないレベル】
店舗の宣伝用のチラシやパンフレットなどを指定された地域の家のポストに配布していく仕事です。
最初に作業の説明を受けるときと業務終了の報告、配布先の家周辺で人と会った時に軽く挨拶をする以外は人と関わることはないので、自分のペースで気楽に作業を行うことができます。
天候や季節によっては少し大変な場合もありますが、人間関係で苦労することはなく、会話をしなければいけない場面も少ないので精神的には非常に楽なバイトと言えるでしょう。
交通量調査
【ポイント】報告と引き継ぎ以外は基本的に誰とも話さなくてOK
【人と関わらないレベル】
屋外にて、車や通行人の数を数えていくお仕事です。
専用の数取機(カウンター)を操作して車や通行人の数をカウントし、1時間ごとに用紙に記録を記載していくという業務なので、基本的には誰とも会話しません。
作業は主に2人1組、もしくは3人1組で交代しながら行う場合が多く、交代の際に仕事に関する会話を一言二言程度交わしますが、それ以外では人と関わる場面はありません。
12時間~24時間拘束という勤務時間の案件が多く、企業によっては日給が2万円を超える場合もあります。
季節によっては熱さや寒さなどの気温の影響を受けることがありますが、金銭的には非常に満足できるおすすめのバイトです。
深夜のセルフガソリンスタンドのスタッフ
【ポイント】人とほとんど関わらず、深夜帯なので高時給!
【人と関わらないレベル】
セルフ式ガソリンスタンドの深夜帯のシフトで業務をこなします。
セルフ式のガソリンスタンドでは給油作業を行うのは主にお客様自身となるため、基本的にはバックヤードで待機し、お客様からの呼び出しや利用に関する質問があった場合にのみ対応します。
また、深夜帯のシフトは利用するお客様も少ないため、業務や接客の対応に追われるということも滅多にありません。
働く地域にもよりますが、冬などに降雪があった場合は敷地内の除雪作業をスタッフの方に頼まれる場合もあります。
深夜帯なので高時給という点も非常に魅力的と言えるでしょう。
駐車場の巡回
【ポイント】報告や引き継ぎの時に会話する程度で、基本的には駐車場の巡回のみ。
【人と関わらないレベル】
商業施設やパチンコ屋さんなどの駐車場を巡回し、異常がないか点検・確認するお仕事です。
最初に業務内容の説明など受ける際に会話をしますが、業務内容は基本的に変わらないため、2回目以降は引き継ぎや重要事項などの連絡のやり取りをする程度。
配属されたパチンコ屋さんの駐車場によっては、敷地内の花壇に生えている雑草の除去を依頼される場合も。ただし、範囲は広くないのでそれほど大変ではありません。
駐車場内で交通事故などが発生した場合には瞬間的に忙しくなりますが、トラブルの頻度はそれほど高くないので、基本的には自分のペースで働くことが出来ます。
人と関わらないバイトで働く際の注意点
ここからは、人と関わらないバイトで働く際に気を付けておくべきことを解説していきます。
①:働く時間帯は事前にしっかりと確認する
人と関わらないバイトの働く時間というのは「日勤」と「夜勤」の2つがあり、
その時間帯を間違えて働いてしまうと、来客や関わるスタッフの人数なども大きく変わってしまい、
・「人と関わる機会や会話をする場面が増えてしまう」
・「時給が安くなってしまう」
といった望まない待遇や環境下で仕事をしなければならなくなることもあります。
特にセルフのガソリンスタンドのバイトの場合などは、「日勤」と「夜勤」では来客数が大きく異なるため、
日勤スタッフの募集に間違えて応募してしまうと「人と極力関わらないで働く」という当初の目的が全く果たせなくなる可能性も出てきてしまいます。
自分が望む環境や待遇でバイトをするためにも、勤務する時間帯をしっかりと事前に確認してからバイトに応募するよう、十分に注意しましょう。
②「他人と関わる機会が少ない仕事」はあるが、「まったく誰とも関わらない、話さない」というバイトは無い。
本記事の冒頭でも触れましたが、「全く誰とも関わらない・話さない」というバイトはありません。
なぜなら、バイトというのは企業に雇われるということを前提としており、企業というのは基本的に様々な人間と関わりながら業務や作業を行うものだからです。
それは個人事業主になっても変わることはありません。
「全く人と関わらないバイト」という選択肢ばかりを妥協せずに選んでしまうと、働く場所を見つけることも非常にむずかしくなってしまうので、
極端に働く条件を絞り込んでしまわないように注意しましょう。
まとめ
今回は「人と話さない、人と関わらないという部分を重視したアルバイト」を11種類ご紹介しましたが、知らなかった職種を知った方も多かったのではないでしょうか。
「支持されたことをしっかりと」「黙って真剣に取り組む」という部分を認めてくれるアルバイトを選べば、自分の評価も上がり、続けていくことで自信にもつながります。
「人と関わったり、会話することが苦手・・・」というふうに不安な気持ちを抱えてても良いんです。
まずは「自分に合ったバイトを選ぶ」という行動から始めてみてはいかがでしょうか。