本記事では、「くにおくんの三国志だよ 全員集合!」の実際にプレイした感想を紹介していきます。
・くにおくんシリーズが好き
・爽快なアクションゲームが好き
・三国志や歴史ゲームが好き
・敵をぶっ飛ばしてスッキリしたい
・家族や友人とゲームを楽しみたい
目次
くにおくんの三国志だよ全員集合!の良かった点&おすすめポイント

現代のゲームシステムとドット絵のバランスが絶妙
本作は、現代のゲームでありながらも、レトロゲームを感じさせるようなドット絵を絶妙なバランスで融合させたことで、
レトロゲームの良さ、そして「くにおくん」という1つのゲームの進化を感じられるゲームとして、筆者はとても楽しむことができました。
ファミリーコンピューター時代のくにおくんシリーズにはなかったムービーやイラストは、時代に合わせた作品の進化を大いに感じることができます。

オープニングムービーの中には、ドット絵のキャラの姿が。

今も変わらない、爽快感のある戦闘
くにおくんシリーズといえば「バトル」や「ケンカ」といったイメージが昔からありますが、
ドット絵のキャラクターがステージ内で、殴る、蹴る、必殺技で敵をぶっ飛ばす、という爽快なシステムは本作でも変わっていません。

もちろん、ステージ内に落ちている武器を駆使して戦うというシステムも変わっていません。

ど派手な演出で敵を一網打尽にする「計略」
くにおくんといえば「マッハキック」や「ニトロアタック」、「マッハたたき」といった必殺技がお馴染みですが、
本作では、ゲージが一定量溜まると発動できる強力な技「計略」が使用できます。
計略を発動すると、くにおくんの専用カットインが発生。

計略「火計(ひばかり)」の場合は、弓矢部隊が登場。一斉に火矢を放ちます。

放たれた無数の火矢が敵へ向かって飛んでいきます。火矢のグラフィックは、なかなかキレイ。

放たれた無数の火矢は、敵を火だるまにしてダメージを与えます。

計略は、ほかにも「水計」や「落石計」など、様々な種類があります。


くにおくんシリーズのキャラクターが数多く登場
本作では、くにおくんシリーズの過去作に登場したキャラクターが数多く登場。
シリーズでお馴染みとなっている「りき」や、ダブルドラゴンの「りゅういち」、熱血硬派くにおくんに登場した強キャラ「みすず」など、
様々なキャラクターが登場するため、くにおくんシリーズを遊んだことがあるユーザーにとっては、楽しさや懐かしさをより強く感じられます。



くにおくんの三国志だよ全員集合!の気になったところ

アクション系のギミックの攻略がむずかしい
本作では、アクションゲームのように足場を渡っていかなければならないステージが存在するのですが、
このアクションゲームの要素は、はっきり言うと、むずかしくて少しイヤになるレベルでした(笑)
ストーリー攻略中、小船から小船へとジャンプで渡るフィールドでは、水の流れによって移動し続ける船から別の船へとジャンプして移動するのですが、距離感がつかみづらいため、けっこう苦戦します。
救済措置として、お金を支払えば向こう岸へとさせてくれるキャラクターがいるのですが、
この場所にたどり着くのは序盤で、所持金が少ないため、救済措置であって救済措置ではないという部分もつらく感じる要素の1つとなっていました。

また、山岳地帯では、落ちる足場が多く存在するため、足場と足場の距離感を確認しているうちに落下ということがわりとありました。
ダッシュジャンプの勢いを調整する暇もなく足場が落ちるため、落ちる足場がフィールドの攻略難易度をさらに底上げしています。

くにおくんの三国志だよ全員集合!の評価・感想まとめ

くにおくんシリーズの「なつかしさ」と「目新しさ」を存分に楽しむことができるゲームだと感じました。
複数のプレイヤー(2~4人)で遊ぶことができるため、小さいころに一緒にゲームをした友達同士で遊んだり、くにおくんシリーズを遊んだ親と、遊んだことがない子供、2世代にわたって爽快なアクションを一緒に楽しむこともできるでしょう。
世代を超えて愛される「くにおくんシリーズ」をあらためて楽しめる作品となっているので、ぜひ一度、本作をプレイしてみてほしいと思います。