スマホの所持がほぼ当たり前のようになっている今、YouTubeは娯楽の中心になっており、YouTubeから収益を得ている人もかなり増えてきています。
ヒカキンさんなどの有名なユーチューバーがYouTubeで稼いでいる金額をテレビやメディアなどで知り、
「自分もユーチューバーになって稼いでみよう!」
という感じでYouTubeへの動画のアップを始めた方もたくさんいると思います。
しかし、いざ動画をアップしてみたところ
「もう数ヶ月も動画をアップし続けているけど、動画1本の再生回数が100を超えない・・・」
「再生回数が少なすぎて収益が全然発生しない・・・」
せっかく毎回苦労して編集している動画の再生回数が2桁止まりなんて状態が続いてしまったら、段々とやる気が無くなってきてしまいますよね・・・
そんなわけで今回は
・再生回数が少ないのでYouTubeでの収益化に苦戦している。
・チャンネル登録者数と再生回数をもっと増やしたいが、具体的な方法が分からない。
上記のような悩みを抱えるユーチューバーに向けた記事となっております。
最初に言っておきますが、ブラックな方法ではございません。
初心者のユーチューバーでも簡単に取り組むことが出来る方法です。
それでは順番に解説をしていきます。
目次
YouTubeというコンテンツをよく知る。
「YouTubeを良く知るって言われても、動画を観るためのコンテンツでしょう?」
正解です。
しかし、ユーチューバーとして活動をし、収入を得ることを考えているのなら
「動画を観るためのコンテンツ」
という捉え方は正解ではありません。
上記のような答えが浮かんだユーチューバーは
YouTubeに対しての認識や考え方を変える必要があります。
もしあなたが動画で稼いでいくことを考えてこの記事を読んでいるのならば
まず、「YouTubeを利用している人、存在」を回答の中に含ませてください。
例えば
「全世界で需要がある動画視聴用のコンテンツ、もしくはサービス」
上記の回答だと「全世界」という部分がYouTubeを利用している存在を指していますよね?
動画の再生回数や登録者数を増やすには
「動画を視聴している対象や存在をよく知る」
という部分が重要となります。
動画の再生回数を増やすカギは「検索」と「言葉」にある
ここからは
YouTubeを利用しているのは「全世界の人」
ということを頭の隅に置きながら読んでください。
それでは本題に入ります。
結論から言うと、動画の再生回数を増やすには
「検索」と「言葉」
この2つが非常に重要となります。
なぜ重要なのか?
まずは次の資料をご覧ください。
※資料は海外ボランティアの研修の際にまとめたものです。
・世界で使用されてる言語ランキング
ランキング・言語 | 言語使用人口 |
---|---|
第1位 英語 | 約15億人 |
第2位 中国語 | 約11億人 |
第3位 ヒンドゥー語 | 約6億5000万人 |
第4位 スペイン語 | 約4億2000慢人 |
第5位 フランス語 | 約3億7000万人 |
ちなみに、日本語はTOP10にすら入っていません。圏外です。
資料を見て、再生回数を増やす方法がもう分かった人も出てきてると思います。
再生回数がなかなか増えない方は以下のような動画を上げている方が多いです。
・タイトル、説明文、ハッシュタグ、全てが「日本語のみ」で記載されている。
・サムネイル画像に堂々と大きく「日本語」で内容を記している。
前述した通り、
「YouTubeを利用しているのは、全世界の人です」
「日本語のみ」で自分の動画を作成しているということは、
『視聴者が入ってくるための窓口の数を自ら減らしてしまっている』
ということになってしまっているんです。
今、手元にスマホやパソコンなど、YouTubeを利用できる環境にいる方に試していただきたいのですが、
・YouTubeで「子猫」というキーワードを検索する
・YouTubeで「kitten」というキーワードを検索する
※「kitten」は英語で子猫のことを指します
以上、2つの検索を行い、検索結果の画面に表示された動画の再生回数を比較してみてください。
いかがでしたか?
表示された動画の再生回数の桁がかなり違っていたと思います。
そして気付いてもらえたと思います。
全世界で需要があるYouTubeというコンテンツに対し、
タイトル、説明欄、ハッシュタグ、全てを日本語で記載するということは
あなたの「動画の再生回数を増やしたい」という望みと真逆のことをしてしまっているということを。
ただ私が言いたいのは、「全てを英語や中国語で記載してください」ということではありません。
使用人口の多い言語を自分の動画というコンテンツの一部に取り入れてほしい。
ということを言いたいのです。
では、具体的にどのように動画を改善すれば良いのか?
動画の再生回数を増やすためのポイント・改善点は?
いきなり「日本語以外の言語もコンテンツに取り入れてください」なんて言われても、戸惑う方もいますよね。
難しいことをやれとは言いませんので安心してください(笑)
英語や中国語のような使用人口の多い言語のみを使って動画の作成を行う必要もありません。
英語を言語として使用している人の人口が一番多いので、
まず最初は簡単な英語をタイトルなどに組み込むようにして慣れてください。
中国語などを取り入れるのは慣れてきてからで大丈夫です。
ハッシュタグや単語を不自然に増やしすぎるとYouTube運営側から警告が来たり、
最悪の場合は収益化を行えなくなる場合もあるので注意しましょう。
主に動画の改善に必要なのは下記の4点です。
1.タイトル、説明欄などには簡単な英語によるハッシュタグを使用する。
2.動画のサムネイル画像は「誰が見ても一目で動画の内容が分かるもの」を必ず使用する。
3.サムネイル画像に日本語で文字を書く場合は、タイトルや説明欄に日本語以外の言語(簡単なもの)を使い、他国の人間にも伝わるように工夫をする。
4.動画を作成する際は、他国の言葉も調べるクセをつける。
タイトル、説明欄などには簡単な英語によるハッシュタグや単語を使用する
これに関しては完璧な英文で書けということではありませんのでご安心を(笑)
もしあなたが家で飼っている子猫の動画をアップするとしたらその際に、
「kitten」という単語を入れた簡単な英語を組み込んだり、
例:「子猫の成長記録3か月目/kitten movie」
説明欄に「#kitten」というようなハッシュタグを入れてください。
この作業により、「子猫」という検索ワードだけでなく、
「kitten」という検索ワードにも該当する動画になります。
そしてあなたの動画を視聴する主な対象が
日本人+アメリカ人+英語を理解できる人物
という風になり、あなたの動画を観に来る人の窓口が増えることになります。
動画のサムネイル画像は「誰が見ても一目で動画の内容が分かるもの」を必ず使用する。
これに関してはほとんどのユーチューバーの方が動画と関連性のあるものをサムネイル画像にしているので、問題ないと思いたいのですが、
それでもたまにいらっしゃるんです・・・
ペットの動画をアップしているのに、サムネイルが「キャベツ畑の画像」だったり、
楽器の演奏をアップしているのに、サムネイルが「夕日の画像」だったりと・・・
「サムネイルは、必ず動画と関連性の高いものにするようにしてください」
何かのこだわりがあって、サムネイルを動画と関連性の低いものにしている方を
たまに見かけますが、
収益化を考えるなら、サムネイルの画像に独特なこだわりを持つのはやめましょう。
サムネイル画像に日本語で文字を書く場合は、他国の人間にも伝わるように工夫をする。
動物や赤ちゃんの動画など、比較的再生回数が伸びやすいジャンルの動画をアップしているにもかかわらず、
「再生回数が伸びない」と嘆く人がよくやってしまっているミスがあります。
せっかくサムネイルの画像は関連性のあるものにしているのに、
その画像の上にデカデカと日本語を書いてしまっている方がいらっしゃいます。。
上記の画像は例として作成しましたが、
文字で赤ちゃんの顔が隠れていて、少し分かりづらくなってしまっています。
それだけでなく、文字が全て日本語。。
この動画を視聴しようとする対象を自ら日本人に限定してしまうようなサムネイルになってしまっていますよね。
タイトルで動画の内容を日本語以外でフォロー出来ているならまだマシですが、
説明欄に単語やハッシュタグを入れているだけの場合、
動画が再生されないと、視聴者が説明欄まで行きつくことはほぼ無く、
仮にあなたの動画が検索で表示されたり、オススメに表示されたとしても
日本人以外には分かりにくいサムネイル画像がアダとなり、
視聴される国はかなり限定されてしまうでしょう。
では、サムネイル画像にはどのような対策や工夫をすれば良いのか?
・誰が見てもサムネイルだけで何の動画なのか分かるなら、あえてサムネイルに文章を入れない。
上記の1点だけを頭に入れておけば大丈夫です。
逆に、動画を目立たせようとしてゴチャゴチャとサムネイル画像に文字を入れるのは逆効果です。
どうしても文字を入れるのなら、サムネイル画像が視聴者に伝えるイメージの邪魔をしないような位置に文字を配置するようにしましょう。
4.動画を作成する際は、他国の言葉も調べるクセをつける。
これは結構重要なポイントになります。
英語を例にして進めていきますが、
猫→「cat」
赤ちゃん→「baby」
上記くらいのレベルの英語なら学校で習うの大丈夫だとは思います。
しかし、世の中には日本語で使われている英語と海外で使われている英語で
大きく異なるものも色々とあります。
例えば、世界的に人気のあるゲームソフトの「バイオハザード」ってありますよね?
英語にすると
「biohazard」ですが、海外だとそれではあまり認識されません。
それはなぜか?
海外だとバイオハザードのタイトルは
「Resident Evil」
というタイトルなんです。
あなたがバイオハザードのゲーム実況動画をアップしていると仮定して、
日本以外にも視聴者を増やそうとして
タイトルや説明欄に「biohazard」という単語やハッシュタグを付けても
日本以外の地域では検索されることは少ないので、再生回数もそこまで増えることはありません。
私は以前、大人気ゲームの「ポケットモンスター」の対戦動画をアップしている人とお会いしてお話をする機会があったのですが、
その方も一生懸命に動画をアップし、
説明欄などに「Pocket Monster」というワードを記載し、海外からの動画の視聴者を増やそうとしていました。
しかし、再生回数は特に増えませんでした。
それはなぜか?
海外だとポケットモンスターは「pokemon」という表現をされているからです。
詳しくはここでは書けませんが、
「Pocket Monster」という英語は海外だと相手を侮辱するような意味合いで使われる場合があるんです。
そのような理由から、ポケットモンスターは海外では「pokemon」という表現になっています。
メインの年齢層が子供なので、そのことに対する配慮ということなのでしょう。
彼は日本以外からの視聴者を増やそうと
ポケモンの対戦動画全てに「Pocket Monster」という単語を入れていましたが、
英語圏で使用されている単語ではなかったので再生回数が増えなかった、というわけなんです。
上記のようなケースもあるので
動画を作成する際には、メインとなる言葉を事前にしっかりと調べ、
日本での英語の表現と、実際に海外で使用されている英語の違いなどを知っておくようにしましょう。
まとめ
最後にもう一度言いますが、
YouTubeは世界的に需要があるコンテンツです。
私がこの記事で伝えたいのは下記の2点だけです。
・収益化を行っている動画の視聴者を日本人だけに限定する必要は無い。
・海外からの流入も意識して動画を作成すれば、再生回数は今よりも増える。
当たり前のことですが、
誰があなたの作った動画を視聴しようと、再生回数は1回カウントされます。
もし、あなたがユーチューバーとしてお金を稼ぎたいのなら
日本以外の国のユーザーに目を向けてみるのも
1つの方法だと私は思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。